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(大阪大学大学院基礎工学研究科助教 福島 鉄也氏)
第264回 応用セラミックス研究所講演会
(大阪大学大学院基礎工学研究科助教 福島 鉄也氏)
開催日時 2014/02/05 13:30-15:00
開催場所 東京工業大学  すずかけ台キャンパス すずかけホール 集会室2
主催応用セラミックス研究所
連絡先東 研究室(内線:5315)

プログラム等

第264回応用セラミックス研究所講演会

講師:福島 鉄也 (大阪大学大学院基礎工学研究科 助教)

講演テーマ:第一原理計算によるペロブスカイト型マルチフェロイック物質の探索

講演概要:近年、密度汎関数理論に基づいた第一原理電子状態計算の発展により物質の構造安定性や基底状態における磁気構造等の、実験結果と比較し得る物理的性質 が、かなりの高精度で評価・予測できるようになってきた。強誘電体・圧電体中における自発電気分極の評価も、King-SmithとVenderbiltによってバルクに おける自発分極の変化が電子波動関数の幾何学的な位相(ベリー位相)と関係していることが示唆されて以来、活発に行われている。 BiFeO3のような直接型強誘電体とは異なり、間接型強誘電体ではスピン配列、電荷秩序、軌道秩序等(第一秩序変数)によって空間反転対称性が破れ強誘電 性(第二秩序変数)が生じるため、秩序変数間の相関から強い電気磁気効果等が期待できる。 本発表では、第一原理計算を用いた間接型強誘電体の一つである磁性誘起強誘電体の物質設計の結果を、ペロブスカイト酸化物を中心に紹介する。時間が許 せばペロブスカイト以外の物質(Fe3O4やCuMnSnS4等)についても紹介する。 本研究はイタリア・ラクイラ大学においてSilvia Picozzi博士グループの下で行われた。

 
 
 

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