はんだ付けの注意

安全に関する注意事項
※やけどに注意(意外にも,はんだごてを握ってしまう事故があります.)
※防護メガネを着用(はんだやフラックスなどが飛んできます.)
※火事に注意
※使用後は必ず,直ちにもとの状態に片づける.
※鉛含有はんだの取扱いに注意(なるべく鉛フリーはんだを使いましょう.)

@はんだ付けの正しいやり方を学びましょう.

はんだ付けの解説(電気通信大学 電子工学科 実験工学研究室)や710号室の左の本などを読んで基本を身につ けましょう.
A適切なはんだ ごてを選ぶ.
はんだ付けを行う部分の熱容量や熱伝導性を考え て適切なはんだごてを選ぶことが重要です.はじめのうちは大きめのはんだごてを使用したほうが良いかもしれません.710号室にあるはんだごて.
009号室にあるはんだごて.
(ウッド合金用は別にあります.使用の際は共用しないように注意してください.)
B適切なはんだを選ぶ.
はんだの種類もいろいろあります.使用温度,太 さ,フラックスの有無などに注意して適当なものを選んでください.ふつうのはんだはその中央にフラックスが入っています(やに入りはんだ).
Cはんだ付けの 時に用いる小物
はんだこてを置く台ですが,スポンジ部分に水を浸しておいて,はんだ付けの際中に,こての先を拭くのにも使用 します.はんだこての先は常にはんだ膜できれいに被われていなければ上手くはんだ付けできません.
はん だ吸い取り器はんだ吸取線ははんだ付けを取りはずす際に使用します.フラックスは金属表面の酸化膜を取り除き,ぬれ性を高めてはんだ付けを 容易にします.通常は,はんだの中央に入っているフラックス(やに)で十分ですが,別に必要になる場合もあります.リン酸を使うこと もありますが腐食性が強いので注意が必要で すワイヤーストリッパーは被覆銅線の被覆をはがす のに使い ます.
Dはんだ付けの 基本
はんだごての先端が常にはんだめっきで綺麗に被われている状態で使用する.
(はんだめっき層(液相)が無いと接触面積が非常に小さくなって熱がうまく伝わりません.)
最近のはんだごては先端が特殊加工されており,加熱した状態で湿らせたキムワイプやこて台のスポンジで拭いてやれば綺麗な状態になります.先端が銅棒の場合には,やすりがけした後,冷めた状態 ではんだを巻きつ け,そのまま加熱してはんだを溶かすことによりはんだめっきを行います.

はんだごての先にはんだをのせない.
こての先にはんだをつけてから,はんだ付け部分にこすりつけるのは間違いです.こてで,はんだ付けを行う部分を加熱しておいてから,そこにはんだをあてるのが正しいやり方です.

接合部分にあらかじめはんだめっきをしておく.
細かい部分のはんだ付けなどでは,あらかじめ両方の線の表面にはんだめっきしておくとうまくいきます.最終的なはんだ付けを行う際に,はんだの追加が必要なこともあります.

はんだがきれいに流れていれば,多分上手くいっている.
解説ホームページ
(電気通信大学 電子工学科 実験工学研究室)
や本などで確認して下さい.
連続して使用する際に,はんだごての温度が上がりすぎる場合があります.スライダックを入れて電源電圧を調整するのも良い方法です.(スライダックを使用の際は,丁寧に扱い,P∝V2の関係から目的の電圧に設定して下さい.例:一般の電源は100Vなので、70Vに設定すれば出力は50%になります.)
E特殊なはんだ 付け(超音波はんだご て
セラミックスやガラスなどの酸化物にはんだ付け を行いたいときに使用します.セラソルザという特殊なはんだを使用します.セラソルザは融点の異なる種々のものがありま す.