超電導物性測定装置 (電気抵抗、ゼーベック係数、誘電率)

※実験手法の原理,詳細は実験化学講座(丸善),実験物理学講座(丸善,共立)などを参照して勉強しておくこと

 

 各測定に応じた準備

  ☆ 誘電率測定

@       サンプルの厚み,断面積等をノギスあるいはマイクロメーターなどを使用して測定する

A       はんだ(あるいは銀ペースト)を用いて、サンプルを試料台にセットする。

    ※ やけどに注意

B       試料台を超電導物性測定装置にねじで固定し,端子を接続する。

端子に極性有;中心線が+。接続にはパソコン横のメモ参照

C       温度計を試料台上部の穴に差し込む。

D       内蓋をし、ボルトでしめる。

     (インジウムシールがきちんとついているか確認する。)

 

 

 

 

   ☆ 電気抵抗率,ゼーベック係数測定

@     サンプルの断面積等をノギスあるいはマイクロメーターなどを使用して測定する。

A     はんだ(あるいは銀ペースト)を用いて、サンプルを試料台にセットする。

    ※ やけどに注意

   B 電気抵抗率測定を行う場合には,電圧端子間距離を測定する。試料台を超電導物性測定装置にねじで固定し,端子を接続する。

  (端子に極性有;中心線が+。接続にはパソコン横のメモ参照)

C     温度計を試料台上部の穴に差し込む。

D     内蓋をし、ボルトでしめる。

     (インジウムシールがきちんとついているか確認する。)

 

 

 

 装置起動手順

  ☆ Heガスの封入

   @ ×のついていない方に赤のチューブ、Heボンベの方に黒のチューブをつなぐ

       ×の方はいじらない

 

 

 

 

 

 

 

 

   A ロータリーポンプの電源をいれ、数分間排気する

(チューブ内を排気している状態)

B       赤色チューブの先端の円盤を右に回してバルブを開ける。5分ほど排気する

(装置内部を排気している状態)

 

※ バルブの開閉状態に注意

 

 

 

 

 

 

 

   C ロータリーポンプを止める

 

 D Heガスを1気圧封入する

     (赤の弁の上にある計器が0になるまで、Heボンベの方の弁で調節する)

 

 

 

 

 

 

 

E       赤のチューブの先端の円盤を左に回しバルブを閉める

F       Heボンベのバルブを閉め、チューブを外す

 

 

  ☆ 本体の起動

@ 冷却水を流す

A 外筒、外蓋をかぶせる

B FAN、調整計スイッチをONにする

C 真空ポンプブレーカーをONにする

  (真空ポンプ電源ランプが点灯し、真空ポンプが起動する)

D 圧縮機ブレーカーをONにする

  (スタートボタンが点灯する)

       10~30分待つ

E       圧縮機前面のスタートボタンを押す

(圧縮機が起動し、約30秒後定常運転になる)

F       ヒーターブレーカーをONにする

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 各測定に応じた装置起動

  ☆ 誘電率測定

@       インピーダンスアナライザ、マルチメーターの電源を入れる

A       デスクトップ上の“誘電率”を開く(LabVIEW)

B       サンプル名、保存するフォルダ名、断面積、厚さ、測定周波数を入力し、測定を開始する

 

   ☆ 電気抵抗率,ゼーベック係数測定

C       マルチメーター、定電圧定電流電源、およびOxford ITC503の電源を入れる

D       デスクトップ上の“電気抵抗率熱起電力”を開く(LabVIEW)

E       サンプル名、保存するフォルダ名、断面積、電極間距離、測定条件などを入力し、測定を開始する

 

 終了手順

    ※ 室温になっていることを確認する。

   @ 圧縮機のストップボタンを押す。

     (30秒後停止)

    ※ 圧縮機が停止したことを確認する。

   A 圧縮機ブレーカーをOFFにする。

※ 約1時間放置する。(フタをはずした時の霜つき防止のため;内部はまだ冷たい。)

 ※ フタをとって、霜がつくようなら外筒をドライヤーであたためる。

   B ヒーターブレーカーをOFFにする。

   C 真空ポンプブレーカーをOFFにする。

   D FAN、調整計をOFFにする。

   E 冷却水を止める。

 

 

 

 

※ 装置内のHeガス圧が低下していると、圧縮機が動かず、異常ランプがつく。

その場合、操作をやめてスタッフに相談する。