ボルト半剛接合の繰返し載荷に関する研究

 ノースリッジや兵庫県南部地震では,鋼構造の溶接接合部分が予期せぬ破壊性状を示したことにより,耐震設計におけるボルト半剛接接合の有効性が見直されるきっかけとなった。本研究では,アングル材やCT材を用いたボルト半剛接接合の,繰返し載荷時における非線形挙動について検討している。これまでに105体の半剛接接合部試験体の実験と接合部の解析を終了しており,現在は数値解析による検討を行っている。
 これらの結果から,接合部の,繰返し載荷時における履歴特性,破壊モード,剛性や強度,エネルギー吸収に寄与する要因,低サイクル疲労特性を明らかにし,最終的に半剛接接合の設計手法を提案することを目的としている。