阿竹・川路研 ドラフトチャンバー使用時の注意
1. 整理整頓を心がける.
目立つものは
@ 前面サッシ部にガラス器具が放置してある.
A 使用人不明の実験器具がドラフト内にある.
不慮の事故を防止するために整理整頓をお願いします.
2. 使用しているときは,ドラフト使用表に必ず明記する.
使用する時間がわずかでも,必ず実行してください.
3. 月一回の掃除を行う.
掃除のときだけでなく,日頃から綺麗に使うこと,後片付けをすることを心がけてください.
4.使用上の主な注意
@ ドラフト内にあったものは酸が付着している恐れがあるので,洗浄してから使用すること.
A 酸を加熱して蒸発させる場合はドラフト内でそのまま排気しないこと.配管が腐食してしまうため酸を回収する工夫をすること.
B ドラフトチャンバー使用中は,実験上支障がない場合は必ず前面サッシを閉めて使用すること.(どうしてもサッシをあける必要がある場合,風速コントローラーに低速アラームが出るため,消音ボタンを押して作業すること.)
C ホットプレート,ガスバーナーなどで大量の熱が発生する実験を行う場合には熱排気を行う必要があるので前面サッシを一定開度まで開けて使用すること.(コントローラーの風速表示が0.5 m/s以上確保され,NORMALのLEDが点灯する最大開度が目安.)
D シャッターが中段より上がっている場合は,ドラフトチャンバー内の排気風速が落ちて内部のガスが外に出る可能性があるので,不用意にシャッターを中段以上にしないこと.(危険状態:0.4 m/s以下)