数あるガラスの中でも新しく発見された金属ガラスは,
これまでの結晶金属材料に比べ,応用上優れた物理的・化学的性質を有する機能性材料です.
合金とガラスの両方の特性を含有しており,両者の性質を解明する新たな手がかりになりうる物質です.
詳細はこちら
リラクサーとは誘電率がブロードなピークを持ち,また誘電率に周波数依存性が見られる物質です.
リラクサーのこのような特性の起源とその相転移挙動について,
転移のエントロピーを定量的に求められる熱容量を測定することにより研究をしています.
詳細はこちら
フラストレーション磁性体は,結晶格子の幾何学的理由により特異な性質を示します.
本研究では主に熱容量測定によってこのような系の研究をしています.
詳細はこちら
イオン液体とは融点が室温よりも低い塩の総称であり,高イオン導電性,
不揮発性,化学的安定性などの特性を有しています.
本研究室では,基礎研究の中でも特に知見が少ないとされている
熱力学的性質の解明を目的とし,断熱型熱量計を用いてイオン液体の熱容量測定を行っています.
詳細はこちら
準備中
川路研究室では上記の内容以外にも様々な研究を行っています.
- 新規熱電変換材料の合成と物性評価
- 強相関電子系材料の低温熱物性
- 相転移における粒子サイズ効果
- フラーレン結晶における分子運動と相転移・ガラス転移機構
- 高温酸化物超伝導体、有機超伝導体および関連化合物の超伝導機構など



