共同利用研究報告書
2024年度共同利用研究報告書
はじめに
本報告書は、2024年4月から2025年3月にかけて東京科学大学総合研究院フロンティア材料研究所において実施された共同利用研究の成果をまとめたものです。本年度は116件の共同利用研究を実施し、総勢403名の研究者にご参加いただきました。限られた予算の中で、多くの優れた成果をご報告いただいた共同利用研究者の皆様に、心より御礼申し上げます。
当研究所の前身である工業材料研究所および応用セラミックス研究所は、セラミックスや建築材料・構造を基盤とした研究分野において卓越した業績を挙げており、これまで大学内外の研究者と連携して先導的な研究を推進してまいりました。平成21年6月25日には、全国共同利用・共同研究拠点「先端無機材料共同研究拠点」として文部科学省より認定を受け、令和6年度は第4期中期目標・中期計画の3年目にあたります。今後とも皆様のお力添えを賜りつつ、引き続き本拠点としての活動を着実に推進してまいります。
近年、基盤的研究経費の削減により、我が国の研究開発力の低下が懸念されております。そのような中において、共同利用研究制度はますます重要性を増しており、全国の研究者の皆様にとっても極めて有意義な仕組みであると考えております。本拠点では、運営体制の一層の充実を目指し、毎年度皆様からいただくご意見を真摯に受け止め、継続的な改善に努めております。
共同研究委員会 委員長 鎌田 慶吾
![]() 2024年度 共同利用研究報告書(No.29) Annual Report 2024-2025 |
|
目次 |
![]() |
2024年度 共同利用研究報告書 |
![]() |
研究成果要約集 |
![]() |
過去の共同用研究報告書