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「DX時代の素養 ~Pythonで初めの一歩を踏み出す~」(下山 輝昌 氏)
第145回 フロンティア材料研究所学術講演会
「DX時代の素養 ~Pythonで初めの一歩を踏み出す~」(下山 輝昌 氏)
開催日時 2021年12月24日 13:30 – 17:00
開催場所 Zoom Webinar
主催(共催)元素戦略研究センター
    科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所
(協賛)文部科学省 データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト事業 FS
    物質・情報卓越教育院                  
連絡先フロンティア材料研究所 教授 神谷利夫(Email: tkamiya@msl.titech.ac.jp)
備考【お申し込みについて】
 登録サイトよりお申し込みください。URLは参加登録後にご連絡いたします。
 お申込みに関するお問い合わせは、共同利用・研究支援室へお願いします。
(Email: kenkyushien@msl.titech.ac.jp

プログラム等

第145回 フロンティア材料研究所学術講演会

DX時代の素養 ~Pythonで初めの一歩を踏み出す~

      講師: 下 山 輝 昌 (株式会社Iroribi 代表取締役)  


概要: 講師からのことば
 昨今ではデジタルトランスフォーメーション(DX)も聞きなれた言葉となり、デジタル化の波が急速に押し寄せてきています。私自身、大学院から企業研究職を経て材料/デバイス研究に従事した後に、現在ではAI等のデジタル技術を企業内での活用を支援する会社を経営しており、まさにデジタル化の波の中、キャリアの変化をしてきました。
 材料/デバイスなどの分野においても、デジタル化の波は急速に押し寄せてきており、デジタル技術の見識を深めることは避けては通れない問題となっています。
 本講演では、私自身のキャリアのなかで培ったデジタル化する社会を生きる素養を総括します。自身のキャリアにおいて、「技術はどう人の役に立つのか」「デジタル技術の民主化」「技術の選択肢を増やす」の3つを大事にしてきました。あくまでも人に使われてこその技術であり、人に使われるためには、技術のアプローチは複数必要です。今、AI等のデジタル技術は急速に民主化しており、数年後には素養と呼ばれるほど当たり前に使うべき技術になっているでしょう。
 後半では、これからの必須スキルであるPythonでの機械学習プログラミングに関して、材料分野での事例をもとに実演し、最初の一歩を踏み出していきます。
 本講演を通じ、デジタル化する時代における素養を感じ取っていただくとともに、皆さんのこれからのキャリアを考える一助となれば幸いです。

事前インストール相談会: 本講演会では、pythonを使った実演を行います。当日に参加者の演習のフォローを行う余裕はありませんが、講演会と並行して参加者がpythonプログラムを実行できるよう、事前にpythonをセットアップ/インストールし、動作確認できる機会を設けます。インストール内容は、Google Colabo および Anaconda3を予定しています。
予定: 12月22日頃、Zoomにて開催。
詳細は、http://conf.msl.titech.ac.jp/Lecture/python/Lecture20211224.html に掲載いたします。


【講師略歴】
東京工業大学 材料物理科学専攻修士課程修了。日本電気株式会社(NEC)中央研究所にてデバイスの研究開発に従事した後、独立。機械学習を活用したデータ分析やダッシュボードデザイン等に裾野を広げ、データ分析コンサルタントとして幅広く案件に携わる。同時に、最先端テクノロジーの効果的な活用による社会の変革を目指し、2017 年に合同会社 アイキュベータを共同創業。2021年にはテクノロジーとビジネスの橋渡しを行い、クライアントと一体となってビジネスを創出する株式会社Iroribiを創業。 共著「Tableau データ分析~実践から活用まで~」「Python実践データ分析100本ノック」(秀和システム) など。

 

神谷・片瀬研究室

 

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