書籍
細野秀雄教授の透明酸化物導電体・半導体の英文著書「Handbook of Transparent Conductors」がSpringer(英国出版社)から発売になりました。 詳しくは http://www.springer.com/engineering/electronics/book/978-1-4419-1637-2 をご覧ください。 細野先生のコメント ディスプレイ関係などで研究が急速に進展している分野を1冊で理解できる英文の成書がほしいという出版社の要望で、米国の2人の友 人と一緒の編集・執筆したもので、基礎から応用の最先端まで網羅、全15章、540ページになっています。私も2つの章の80ページを書いております。 |
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細野秀雄教授(研究グループ)監修の著書「酸化物半導体と鉄系超電導 ―新物質・新機能・応用展開― 」がシーエムシー出版より発売になりました! 「JSTのERATOの継続研究であるSORSTの枠組みで5年間おこなった機能性酸化物プロジェクトの成果を成書としてまとめたものです。 3Dテレビや有機ELなど次世代の薄型ディスプレイを駆動する薄膜トランジスタの最有力候補をいわれるようになった透明アモルファス 酸化物半導体(TAOS)TFTや世界的フィバーを起こした鉄系高温超電導物質をはじめ、C12A7や透明半導体、透明光学材料についての成果を、アカデミアの研究員やその実用化を目指している企業の方々によって執筆したものです。」 この本の10倍以上の労力をかけて、執筆と編集をおこなった英文の本が出版になりました。 (Handbook of Transparent Conductors、Springer 2010年9月29日出版) 詳しくは http://www.springer.com/engineering/electronics/book/978-1-4419-1637-2 をご覧ください。 細野先生のコメント 「急激に研究が活発なっている透明酸化物の半導体と導電体の英文の成書がないのはまずいということで、出版社からオファーがあり、友人の二人と企画し編集したものです。、2年がかりでこの分野のエキスパート20人くらいを網羅して、基礎から応用までを全15章、550ページにまとめたました。私もそのうち2つの章をけっこう気合いを入れて書きました。全章の校正刷りを眺めてみて、この15年間で随分とこの分野は進んだなと感じました。少しだけ充実感があります。カラーのページが100以上あり、読みやすく配慮したつもりです。」 |
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書名 |
酸化物半導体と鉄系超伝導 ― 新物質・新機能・応用展開 ― Oxide Semiconductors and Iron Based Superconductors ― Novel Materials, Functionalities and Emerging Applications― |
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監修 発行 発行日 価格 体裁 ISBNコード Cコード 商品コード |
細野秀雄,平野正浩 シーエムシー出版 2010年8月 68,250円 (本体65,000円+税5%) B5判・229ページ 978-4-7813-0268-3 C3054 T0758 |
出版社リンク | シーエムシー出版 紀伊国屋 丸善 アマゾン Tech Zone |
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目次 | 第1章 | 概論 10年間の透明酸化物の機能探索とそれから拓けた新領域 | 目次詳細 | |
第2章 | 酸化物半導体 | |||
第3章 | LnTMPO系超電導化合物 | |||
第4章 | 透明酸化物 | |||
第5章 | 12CaO・7Al2O3((C12A7) | |||
著者 | 細野秀雄 平野正浩 神谷利夫 平松秀典 小郷洋一 松崎功佑 野村研二 熊原吉一 栗原敏也 鈴木 了 磯部辰徳 野村尚利 松石 聡 梶原浩一 上岡隼人 河村賢一 林 克郎 金 聖雄 戸田喜丈 津田 進 渡邉 暁 宮川直通 伊藤節郎 |
東京工業大学 フロンティア研究機構&応用セラミックス研究所 教授 (独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター フェロー 東京工業大学 応用セラミックス研究所 教授 東京工業大学 フロンティア研究機構 特任准教授 東京工業大学 応用セラミックス研究所(現・HOYA(株)) 東京工業大学 フロンティア研究機構 産学官連携研究員 東京工業大学 フロンティア研究機構 特任准教授 JX日鉱日石金属(株) 磯原工場 開発部 主任技師 JX日鉱日石金属(株) 磯原工場 開発部 主席技師 JX日鉱日石金属(株) 磯原工場 開発部 主席技師 (株)アルバック 千葉超材料研究所 第1研究部 第2研究室 主事 東京工業大学 大学院総合理工学研究科(現・(株)デンソー) 東京工業大学 応用セラミックス研究所 助教 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 分子応用化学域 准教授 筑波大学 大学院数理物質科学研究科 物理学専攻 助教 (独)科学技術振興機構 透明電子活性プロジェクト 研究員 東京工業大学 応用セラミックス研究所 准教授 東京工業大学 フロンティア研究機構 特任准教授 東京工業大学 フロンティア研究機構 研究員 大阪歯科大学 化学教室 助教 旭硝子(株) 中央研究所 旭硝子(株) 中央研究所 東京工業大学 応用セラミックス研究所 特任教授 |
細野教授の著書「好きなことに、バカになる」が3月10日サンマーク出版より発刊されました。 「論文の引用件数」世界一の学者が編み出したものごとの本質をつかむ思考法と、世界的発見の舞台裏。しなるセラミックス、電子ペーパー、鉄系超電動物質の応用や高温超電導など、最新の研究最前線や未来予測が書かれてあり研究者必読の書! 主な業績 紫綬褒章、藤原賞をはじめ、文部科学大臣表彰、服部報公賞、井上学術賞、本多フロンティア賞、超電導科学技術賞、国際ディスプレイ学会特別功労賞など数多くの賞を受賞。高性能なガラスのトランジスタ(半導体)の発明、 セメントの金属化(電気の流れるセメントの発見)など、「ありふれた材料」から数々の新発見を生み出し、 科学界の常識を覆す発見を続け、世界から注目を浴びてきた科学者。 特に近年の、「鉄」系超伝導物質の発見という功績は大きく、 その発見を報告した論文は2008年に「引用件数」で世界一を記録。 科学雑誌『Science』の「Breakthrough of the year」にも選ばれました。 細野先生のコメント 「あとがきに書きましたように、材料研究の面白さと醍醐味を知って頂きたいという狙いで書きました。 お恥ずかしい次第ですが、私の率直な考えと想いが表現されています。」 |
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(ブックカバー詳細) |
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出版社の紹介ページ 「サンマーク出版」 「紀伊国屋書店」 「アマゾン」 |
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目次 | ||||||||||||||||
序章 プロローグ 1章 好きなことに本気になれ! 2章 発見はあるチーム、ある人物に集中する 3章 「諦めない」をつらぬくこと 4章 回り道こそ、力になる |
細野教授の研究グループの最近の研究成果をまとめた成書「透明酸化物機能材料とその応用」が、 シーエムシー出版 から発売されました。 本書は、JST ERATO「細野透明電子活性プロジェクト」(1999.10-2004.9)の後続であるJST戦略的創造研究継続事業(ERATO-SORST)と科学研究費学術創成研究費で実施されてきた最近3年間の新しい研究成果をまとめたもので、透明酸化物半導体,アモルファス酸化物半導体,12C7A,シリカガラス,フェムト秒レーザー加工と研究課題について現在到達地点(中間)が詳細に解説されています。 特に、本研究プロジェクトの成果の産業化を目指している企業の研究者による総説が数多く収録されていることが特徴になっています。 詳しい内容については、出版社の紹介ページをご覧下さい。 |
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透明酸化物機能材料とその応用 Transparent Oxides as Active Electoronics Materials and Their Applications |
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出版社の紹介ページ |
細野教授・神谷助教授の著書「透明金属が拓く驚異の世界」が、ソフトバンククリエイティブ社から出版されました。 酸化インジウム系透明伝導膜(ITO) から細野・神谷研究室が開発した最新の「透明アモルファス酸化物半導体(TAOS)」まで透明金属の話題を中心に構成されています。 透明とは何か、色とは何か、電気伝導の有無とは何か等、基本的な疑問点にも応えており、透明金属の基礎から最先端の新材料(C12A7) まで判りやすく解説されています。 また技術的な解説だけでなく、研究プロセスについても随所に記述されており、研究の進め方など、生の現場を垣間見ることができ、専門家や研究者だけでなく研究に興味のある高校生にも読んでいただける内容になっています。 |
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透明金属が拓く驚異の世界 -不可能に挑むナノテクノロジーの錬金術- < 出版社の紹介ページ > 著者:細野秀雄・神谷利夫 発行:ソフトバンククリエイティブ(株) サイエンス・アイ編集部 ISBN-10: 4-7973-3732-X ISBN-13: 978-4-7973-3732-7 発行日:2006年11月24日 体裁:新書版,224ページ |
東京工業大学大学院の材料系4専攻から構成される、文部科学省の21世紀COEプログラム「産業化を目指したナノ材料開拓と人材育成」拠点(拠点リーダ:細野秀雄)は、そ の研究成果を世界に向けて発信するため、このほど、Elsevier社より英文の学術専門書「Nanomaterials - From Research Towards Applications」 が出版されました。 拠点の研究成果を中心に読みやすい総説としてまとめられています。 東工大材料系の特徴は、 ポリマー、セラミックス、金属という3つの領域がバランスよく配置されており、世界の材料研究の拠点の一つになっていることといえます。 最先端をひた走る気鋭の研究者の意気込みと情熱がが随所に見られる熱い本となっておりますので、是非ご一読いただければ幸いです。 |
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Nanomaterials From Research Towards Applications Editors: Hideo Hosono Yoshinao Mishima Hideo Takezoe Kenneth MacKenzie Publisher: Elsevire, Ltd. ISBN: 978-0-08-044964-7 ISBN-10: 0-08-044964-6 Pub. Date: 8 August 2006 Format: Hardback, B5, 474Pages |