第267回 応用セラミックス研究所講演会(中央大学理工学部教授 大石克嘉氏)
開催日時 | 2014年02月26日 15:00-16:00 |
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開催場所 | 東京工業大学 すずかけ台キャンパス すずかけホール2階 集会室2 |
主催 | 応用セラミックス研究所 |
連絡先 | 真島 豊 教授 (内線:5309) |
プログラム等
第267回応用セラミックス研究所講演会
講師:大石 克嘉 (中央大学理工学部応用化学科 教授)
講演テーマ:「一部の複合酸化物の構造と物性,構造と反応性について」
講演概要:特異的な磁性であるスピングラス状態を示す希土類複合酸化物(Ln18Li8FeO39 : Ln =希土類イオン)のスピングラス転移温度と,結晶構造内に存在する希土類イオンの配置と磁気モーメントの大きさとの相関について述べる。また,古くから知られているnタイプ超伝導酸化物であるCexNd2-xCuO4-yの超伝導特性と結晶構造内の酸素イオンの欠損量と位置について述べる。さらに,近年研究されているCO2と反応するリチウム複合酸化物の結晶構造内のイオンの安定性とCO2との反応性についてもすこし述べる。