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第57回フロンティア材料研究所講演会 (小松真吾博士)

開催日時 2017年11月30日 15:00 -16:00 (14:30開場)
開催場所 東京工業大学 すずかけ台キャンパス G5棟2階 大ゼミ室
主催東京工業大学 フロンティア材料研究所・都市防災研究コア(UDPRC)
     山田 哲(東京工業大学 教授)・笠井 和彦(東京工業大学 特任教授)
連絡先東京工業大学 西島 正人
E-mail: nishijima.m.ac@m.titech.ac.jp
TEL: 045-924-5512

プログラム等

第57回フロンティア材料研究所講演会

講師: 小松 真吾 博士(株式会社 ちから箱 構造設計部)

講演題目: 「Z型ノンコンプレションブレース鋼構造架構の耐震性能に関する研究」

講演概要:
鋼材ダンパーは,弾塑性範囲では塑性変形のエネルギー消費に基づき地震応答を低減できるが,弾性範囲では絶対加速度が高くなりやすいという問題を有している.
講演者はこの問題を解決するため,漸増捩り変形(構造物の捩り変形が一方向に進行する現象)による中小地震時の応答低減性能を有した非対称Z型ノンコンプレションブレース架構を提案している.本研究では,従来耐震設計法にこの性能を付加した,新たな中低層鋼構造建築物の耐震設計法確立を目的とする.
まず,非対称Z型架構の耐震性能を明らかにするために,1層架構の振動台実験,数値解析を行っている.次に,多層架構への拡張を目的に,多層架構の振動台実験,数値解析を行っている.更に,耐震設計法の基礎理論として,1層架構の地震応答予測手法を構築している.最後に,本研究の今後の展望について述べる.

 

山田 研究室

 

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