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第96回フロンティア材料研究所講演会(太田禎生 准教授)

開催日時 2019年02月27日 13:00-14:30
開催場所 元素戦略研究棟 (S8棟) 1階 レクチャホール
主催【主催】フロンティア材料研究所
【共催】物質・情報卓越教育院
【協賛】日本学術振興会 透明酸化物光・電子材料第166委員会
連絡先神谷 利夫 (E-mail: tkamiya@msl.titech.ac.jp
備考参加費:無料
参加申込:申込フォームよりお申込みください。
ご登録いただきましたら、講演資料配布の案内を差し上げる予定です。

プログラム等

第96回フロンティア材料研究所学術講演会

  人工知能、機械学習や深層学習が最近の話題になっており、 さまざまな研究分野、開発現場で応用が進められています。 一方、これらの内部処理はブラックボックス化されており、 特に実験系研究者がどのようにこれらの情報技術を利用していけば良いのか、 わかりにくい部分も多いと思われます。
 本講演では、携帯による細胞の分類にAIを活用している 東京大学の太田 禎生先生に、実験研究者の立場からAIをどのように 活用できるかについて紹介していただきます。
 また、分野は全く異なりますが、本講演の直後にX線回折の チュートリアルを株式会社リガクさんよりしていただきます。 ご興味がありましたら、合わせてご参加ください。

演題:「機械学習が駆動するゴーストサイトメトリー」

講師:  太田 禎生 准教授
   (東京大学先端科学技術研究センター)

講演概要:
 大量の細胞の、精度の高い光学的分析と選択的分取は広く、生命医科学に重要性を増しており、イメージ情報認識型セルソーターは長く望まれてきた技術でした。しかしその実現には、高速で流れ抜ける細胞に対して、短時間で計測・解析・分取まで完結できるリアルタイムイメージ情報処理手法の開発が必要であり、高速化は困難でした。私たちは、機械学習によって「画像は見ずに形を見る」という逆転の発想により、光・流体・電気ハードウェアを密に結合することで上記課題を解決しました。  

 

神谷・片瀬研究室

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