トップページ » 過去の講演会・セミナー » 過去の講演会・セミナー(2022年度) » 第149回 フロンティア材料研究所学術講演会(壬生 攻 教授)

第149回 フロンティア材料研究所学術講演会(壬生 攻 教授)

開催日時 2022年09月27日 13:00 –15:00
開催場所 東京工業大学すずかけ台キャンパス すずかけホール 集会室1(H2棟2階) 
主催東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所                     
連絡先東・山本研究室(内線:5315)
備考【参加申込について】
下記宛先へメールにてお申し込みください。
申込先:mshimoda@msl.titech.ac.jp (下田)

プログラム等

講師: 壬生 攻 教授  (名古屋工業大学大学院工学研究科)

演題: 「メスバウアー分光法の基礎と Fe 系酸化物研究への応用」

講演概要:
新物質開拓研究においては,さまざまな測定手段を用いて物質の性質を多角的に調べ上げることが,研究の質を高める上で極めて重要になる。メスバウアー分光法は,物質中の原子核によるガンマ線の共鳴吸収スペクトルから,物質の磁性や結晶対称性や原子価に関する局所的な情報を引き出すことができる測定手法で,核磁気共鳴(NMR)法と並び,原子核による電磁波の共鳴吸収を通じて,原子核と相互作用する電子の状態を調べることができる,伝統的かつユニークな測定手法である。本講演では,メスバウアー分光法の基礎と最近のシンクロトロン放射光を用いた測定法の進歩を概説したあと,これまで東京工業大学の東・山本グループで行われてきたFe系酸化物研究への有効活用例と今後の可能性について紹介する。

 

東・山本研究室

 

ページトップへ