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CPU 消費電力100分の1 - 電源切っても消えぬ「IGZO」活用(細野秀雄教授)

日経産業新聞 朝刊 2012年06月06日 1面

 

日経産業新聞は6月6日付けの紙面で、半導体エネルギー研究所が、細野秀雄教授らが2004年に開発した酸化物半導体「IGZO」を使い、CPU(中央演算処理装置)の消費電力を従来の100分の1にできる技術を開発したと報じた。

従来のメモリーは電源を切るとデータが消える恐れがあるため、電気を常に流しておく必要があるが、電源を切ってもデータが消えない特性を持つ「IGZO」を使用することで、CPUの電源を切っても演算の経過を保存する回路ができ、ごく短時間ずつCPUを動かせば演算を完了できるようになった。

 

 

細野・神谷・平松研究室

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