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硫酸代替の固体酸触媒-炭化物系 広島でサンプル生産 (原亨和教授)

化学工業日報 2013年07月30日 1面

 

化学工業日報は7月30日付の紙面1面で、フタムラ化学(愛知県名古屋市)が硫酸触媒との代替が可能な炭化物系の固体酸触媒の早期製品化を目指していると報じた。

同社が開発している固体酸触媒は、木質系炭化物に強酸性のスルホン基が高密度に結合した触媒で、表面だけでなく内部も含めた全体に酸基が存在するため、浸透性が高い親水性原料に対して高い活性を示し、既存の硫酸を用いるプロセスに対し、同触媒は固体のため、通液だけで酸化反応し廃液が発生しないという。

同固体酸触媒は原亨和教授と同社が共同で開発を行ってきたもので、2011年から量産化準備を推進してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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