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新技術適用化へ活動展開-CCB工法協会 (河野教授)

日刊建設産業新聞 その他1紙 2013年06月04日 2面

 

日刊建設産業新聞は6月4日付の紙面で、昨年4月に設立されたCCB工法協会の活動に関する記事を掲載した。

同協会はCCB工法(鉄筋挿入型ひび割れ制御工法)の普及、技術の向上並びにその健全なる発展を図ることを目的として設立され、現在、浅沼組、熊谷組等10社の正会員と賛助会員1社で構成されている。

建物におけるコンクリートのひび割れは美観上の問題だけでなく、耐久性の問題に発展することもあるが、従来採用されてきた「ひび割れ誘発目地の設置」方法でも、目地以外の壁面ひび割れの発生を十分に抑えることはできなかった。そこで、目地位置でのコンクリートの比率を減らすために目地に沿って太径の異形棒鋼を配置し、同様に壁鉄筋も目地位置へ直線状に配置する、CCB工法が開発され、2009年5月に日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得、2011年4月に特許を取得した。

同記事は、同協会がCCB工法のさらなる技術発展を目指して、同協会内に共同研究会を設け、新たな建築技術性能証明の取得に向け、京都大学の西山峰広教授と本学の河野進教授の協力のもと、来年度以降に新技術の建物への適用化に向けて活動を展開していると報じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

河野研究室



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