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インタビュー 日本の頭脳 (細野秀雄教授) 

日経産業新聞 2013年04月04日

 

日経産業新聞は、『インタビュー・日本の頭脳』という表題の下、日本政府が成長戦略として掲げる科学技術によるイノベーション(技術革新)実現のために、研究開発にはどのような課題があるのかについて、先端研究者にインタビューを行い、その一問一答記事を掲載した。第1回目となった4月4日付の紙面(2面・11面)には、細野秀雄教授とのインタビュー記事が掲載された。

同記事の中で、細野教授は『新産業を生む基礎研究は大学が担うのが適当ではあるが、教育が本来の目的である大学では荷が重い面もあるとし、特定の研究分野を担う大学の付属研究所を積極的に活用すべきだ』と提言。

また、『研究には資金も必要だが、より重要なのは、研究期間の長さである』と強調し、『日本が科学技術で本気で勝つことを考えるならば、10年単位のプロジェクトが必至である』と述べた。さらに、特許など知的財産権の確保の危うさに警鐘を鳴らし、『国は状況を直視し、特許を取るまでに時間がかかる現状を早急に解消してもらいたい』と述べた。

 

 

 

細野・神谷・平松研究室



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