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薬・樹脂の原料 水中で合成 (原 亨和教授)

日本経済新聞 2014年05月13日 朝刊 14面

 

日本経済新聞は5月13日付の紙面で、人と環境にやさしい化学合成技術「グリーンケミストリー」の実現ににつながる研究成果を紹介し、これまで難しかった水中での化学合成の成功例として東京大学の小林教授の医薬品合成、当研究所の原亨和教授ら樹脂合成の研究成果をとりあげた。

医薬品や樹脂の原料の多くは水に溶けないため、通常は有機溶媒や酸に溶かして合成をしているが、溶媒の多くは有害で廃液処理が必要だった。また、有機溶媒の多くは人体に有害なものや、揮発性が高いものも多く、その取扱いには注意が必要だった。水中での医薬品や樹脂の合成が可能となったことで、環境面や安全上の問題を解決できると期待されている。

 

 

 

 

 

 

 

原研究室



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