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転移の遥か高温から超伝導対形成 (笹川崇男准教授)

東京工業大学プレスリリース 2015年07月10日 、日経産業新聞

  笹川崇男准教授が、東京大学、東京理科大学などと行っている共同研究の成果が、Nature Communications に掲載され、東京工業大学のプレスリリースが発表されました。

発表のポイントは、以下の通りです。
・ 銅酸化物高温超伝導体では、通常の超伝導体とは異なり、抵抗ゼロの超伝導温度よりも遥か高温から超伝導電子が生成されていることを発見した。
・ 本研究は「レーザーを光電効果観察に活用する」という、物性研究所発祥の画期的アイディアから実現した超高分解能測定に基づく。
・ 超伝導温度の飛躍的向上と、その果てに夢見る室温超伝導実現への可能性が見えてきた。

また、7月16日付の日経産業新聞で、共同研究により、電気抵抗ゼロの超電導がより高い温度で起こる可能性を示す電子状態が発見された、と報じられました。

Nature Communicationsの掲載はこちら、本学の発表は、こちらをご参照ください。




笹川研究室



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