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結晶でもグラフェン凌ぐ2次元電子機能を実現(笹川崇男准教授)

東京工業大学プレスリリース 2015年09月17日

  笹川崇男准教授が、英セント・アンドルーズ大学のフィリップ・キング(Philip King)講師らと行っている共同研究の成果が、英国の科学誌「Nature Nanotechnology(ネイチャー・ナノテクノロジー)」においてオンラインで先行出版(9月21日発行:日本時間9月22日)され、東京工業大学のプレスリリースが発表されました。

発表のポイントは、以下の通りです。
・ 二セレン化タングステンでグラフェン超える2次元電子機能を容易に実現
・ 結晶表面へのルビジウムの希薄蒸着で、特異な単原子層電子ガスの生成を発見
・ 2次元電子ガスにおけるスピン状態間のエネルギー差を、蒸着量により巨大かつ自在に調整可能なことを実証
・ 常識に反した“増量で縮む”という電子状態が関与していることを解明
・ スピンや光を利用するトランジスタ応用につながる新技術

Nature Nanotechnologyの掲載はこちら、本学の発表は、こちらをご参照ください。

 

笹川研究室



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