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新半導体作りやすくーグラフェンと比べー(笹川崇男准教授)

日経産業新聞 2015年10月12日

  日経産業新聞は10月12日付の紙面で、笹川崇男准教授らが高速の演算が可能な新たな半導体を開発したと報じた。
  タングステン・セレン化合物の結晶で、表面だけ電子と磁石の性質(スピン)が高速で動く。作製法と電子制御は半導体の次世代素材として期待されるグラフェン(シート状炭素分子)より優れているという。電気を通せば発光する性質も持っており、さまざまな素子への応用を目指す。
  英セント・アンドルーズ大学との共同研究の成果で、英科学誌「Nature Nanotechnology(ネイチャー・ナノテクノロジー)」電子版に掲載された。

Nature Nanotechnologyの掲載はこちら、本学の発表は、こちらをご参照ください。

 

笹川研究室



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