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巨大負熱膨張材料の開発に手掛かり―(東 正樹 教授、 北條 元 助教)
クロム酸鉛の「価数の謎」解き明かす ―50年来の常識覆し、
巨大負熱膨張材料の開発に手掛かり―(東 正樹 教授、 北條 元 助教)

東京工業大学プレスリリース 2015年10月21日

  東正樹教授、于潤澤博士研究員、北條元助教らの研究グループは、ペロブスカイト型酸化物PbCrO3(クロム酸鉛)の価数分布が、50年間信じられてきたPb2+Cr4+O3ではなく、「Pb2+0.5Pb4+0.5Cr3+O3」であることを発見した。放射光X線と電子顕微鏡を用いた解析で50年来の謎を解いた。

  研究成果は米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン版に掲載された。

Journal of the American Chemical Societyの掲載はこちら、本学の発表は、こちらをご参照ください。

 

東研究室



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