第10回 四大学連合文化講演会（山田 哲 教授）
日本経済新聞 2015年10月24日 朝刊
日本経済新聞は、10月24日の朝刊で、第10回四大学連合文化講演会が10月2（金）に東京医科歯科大学 鈴木章夫記念講堂で開催されたと報じた。「環境・社会・人間における『安全・安心』を探る」をテーマに、文科系・理科系の研究者が最先端の取り組みを説明した。
4名の講演者の一人、本学山田 哲 教授は「免震構造建物の震災後健全性評価方法」をテーマとして講演を行った。免震構造の健全性を評価するにはダンパーの健全性の評価が必要であるが、東日本大震災時に行われた抜き取り実験では時間と労力がかかる。ダンパーが地震でどの程度性能を発揮し、どの程度損傷したかを迅速に評価するために開発した「けがき記録」を利用した簡易な評価法が有効であると述べた。
