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―トポロジカル絶縁体の隠れた個性を発見―(笹川崇男准教授)
質量のないディラック電子の磁気モーメントを精密測定
―トポロジカル絶縁体の隠れた個性を発見―(笹川崇男准教授)

東京工業大学プレスリリース、化学工業新聞 2016年02月25日

 理化学研究所創発物性科学研究センター創発物性計測研究チームの付英双(フ・インシュアン)国際特別研究員(研究当時)(中国・華中科技大学教授)、花栗哲郎チームリーダー、強相関量子伝導研究チームの川村稔専任研究員、創発計算物理研究ユニットのモハマド・サイード・バハラミーユニットリーダー、東京工業大学応用セラミックス研究所の笹川崇男准教授らの共同研究グループは、「トポロジカル絶縁体」表面に形成される質量ゼロの「ディラック電子」が持つ磁気モーメント(磁力の大きさと向きを表すベクトル量)を精密に測定する新しい手法を開発しました。

 本研究は、国際科学雑誌『 Nature Communications 』(2月24日付:日本時間2月24日)に掲載され、東京工業大学からプレスリリースが発表されました。また、化学工業新聞3月4日付朝刊に研究内容が掲載されました。

Nature Communicationsの掲載はこちら、本学の発表は、こちらをご参照ください。

 

笹川研究室



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