トップページ » 過去のプレスリリース » 過去のプレスリリース(2016) » システム建築特集
ー高品質の建物が短工期、低コストで建てられる理由ー(山田哲教授)
システム建築特集
ー高品質の建物が短工期、低コストで建てられる理由ー(山田哲教授)

プレジデント2016.5.2号 2016年04月13日

 プレジデント2016.5.2号では、「システム建築」について特集し、山田哲教授のコメントを掲載した。
 システム建築とは、柱や梁、屋根、外壁といった部材を標準化して効率的な建築を実現する工法と合わせ、設計や施工、アフターサービスなどの業務プロセス全体もシステム化して商品として提供されるもので、鉄骨造の建物などで普及し始めている。

 山田教授はシステム建築について、「各種部材を一定の管理下で量産できるため、ラインを組んで適正な作業環境を確保しやすく、検査工程においても合理化と精度の向上をもたらしてくれる。確かなデータ分析などに基づいて少ない材料で高い強度を持つ部材を作ることがコスト削減につながる。また、建築物において重要な接合部などに高度な技術を必要としないこともシステム建築が注目を集める理由。」と説明する。これから施設などを建てようとする企業がどのようにシステム建築を取り入れていくかについては、技術の詳細についてきちんとしたコミュニケーションがとれる建築メーカーを選び、システム建築を選択肢として検討していくことが大切と述べている。

 

 

山田研究室



ページトップへ