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(細野秀雄教授、原亨和教授)
低温で高効率にアンモニアを合成できる触媒を開発
(細野秀雄教授、原亨和教授)

東工大ニュース、日刊工業新聞 2018年01月31日

細野秀雄教授(元素戦略研究センター長)と原亨和教授、元素戦略研究センターの北野政明准教授らは、バリウムを少量加えたカルシウムアミド(Ba-Ca(NH2)2)にルテニウムのナノ粒子を固定化した触媒が、300 ℃以下という低温で、従来のルテニウム触媒の100倍高い効率でアンモニアを合成できることを発見しました。この触媒は、工業的に用いられている鉄触媒と比較しても数倍高い触媒性能を示しました。  

この研究成果はドイツ科学誌「Angewandte Chemie(アンゲヴァンテ・ケミー)International Edition」オンライン速報版に2018年1月22日付で公開されました。
詳細は、東工大ニュースをご覧ください。

本研究成果の関連記事が、以下のメディアに掲載されています。
 平成30年1月31日付 日刊工業新聞 29面

細野・神谷・平松研究室



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