量子コンピュータの現状とハードウェア研究最前線
第49回 薄膜・表面物理セミナー(2021)
量子コンピュータの現状とハードウェア研究最前線
開催日時 | 2021年07月15日 10:00 -16:25 |
---|---|
開催場所 | ウェブ開催 |
主催 | 【主催】応用物理学会 薄膜・表面物理分科会 【後援】東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 |
連絡先 | 【企画に関する問合せ先】 産業技術総合研究所 宮田典幸 E-Mail: nori.miyata@aist.go.jp 東京工業大学 神谷利夫 E-Mail: tkamiya@msl.titech.ac.jp 【参加登録問合せ先】 応用物理学会事務局分科会担当 福井正幸 TEL: 03-3828-7723 FAX: 03-3823-1810 E-Mail: fukui@jsap.or.jp |
備考 | 参加申込方法:登録フォーム より参加登録してください。 参加登録完了後,参加費を期日までにお振込ください。 参加費、振込先は こちらをご覧下さい。 ※ 原則として参加費の払い戻し,請求書の発行は致しません。 ※ お申込みいただいた方にご案内致します。録音・録画等禁止です。 参加費振込期間:2021年7月9日(金) まで |
プログラム等
詳細PDF:第49回 薄膜・表面物理セミナー(2021)ポスター
海外メーカが超伝導量子アニーリングマシンの商用ハードウェアを発売して以来、量子コンピュータへの期待が高まっており、国内でも社会実装に向けた取り組みも活発化しています。一方、克服すべき課題も多く、現在の汎用コンピュータのように利用できるようになるまでには、時間がかかると言われています。現在主流の量子コンピュータは、超伝導量子ビットを用いておりますが、他にも様々な原理や材料を用いた量子計算手法が提案されており、実用化に向けた研究開発が進められているところです。量子コンピュータのハードウェア研究は、当分科会で扱う材料物理との関連が深い分野です。本セミナーでは、超伝導量子コンピュータの基礎・現状・研究動向について解説するとともに、トポロジカル絶縁体を用いたマヨラナ量子ビット、シリコン量子ドットを用いたスピン量子ビット、光量子コンピュータの最新研究動向を紹介します。
詳細は、薄膜・表面物理分科会ウェブサイトをご参照ください。
【プログラム】 敬称略
時間 | 講演テーマ | 講師 |
10:00~10:05 | 開会 | |
10:05~10:55 | 量子アニーリングによる量子 コンピュータ研究開発の現状 | 西森 秀稔(東工大) |
10:55~11:40 | 材料・プロセス技術者のための量子コンピュータ入門: 基礎から最先端まで | 川畑 史郎(産総研) |
11:40~13:00 | 休憩 | |
13:00~13:45 | 超伝導量子集積回路のプロセス開発とその課題 | 牧瀬 圭正(天文台) |
13:45~14:30 | トポロジカル量子コンピューティング ーマヨラナ粒子の探索と量子ビットへの応用ー | 石橋 幸治(理研) |
14:30~14:50 | 休憩 | |
14:50~15:35 | シリコン量子コンピュータに向けた基盤技術と物理に関する研究 | 小寺 哲夫(東工大) |
15:35~16:20 | 光量子コンピュータの現状と展望 | 武田 俊太郎(東大) |
16:20~16:25 | 閉会 |