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過去に開催された講演会・セミナー(2008年度)

今後開催される講演会・セミナー

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2008年度に行われた講演会<41件の講演会が開催されました>

講演会・題目
開催日 時間 場所
講演者 連絡先

 

第48回 建築物理研究センター講演会
「限界耐力計算の概要と課題」
12月16日(火) 15:00~16:30 東工大応用セラミックス研究所 6階小ゼミ室
倉本 洋 先生
(大阪大学 教授,東京工業大学 非常勤講師)
建築物理研究センター 坂田 弘安
Tel:045-924-5395

<< 講演内容>> 

  構本講演では、平成12年6月に施行された「限界耐力計算」について、将来の建築構造設計者・技術者を目指す学生諸君に少しでも理解を深めていただくことを目的として、導入の背景や考え方、上部構造を中心とした応答値の評価手順等について概説する。また、現行の限界耐力計算では考慮されていない高次モード応答の評価法や偏心建築物の地震応答評価法についても言及する。


講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第42回~第45回 建築物理研究センター講演会
「有限要素法解析の実践」
薩川 恵一 先生
(愛知産業大学 建築学科 講師、 東京工業大学 非常勤講師)
建築物理研究センター 山田 哲
Tel:045-924-5330
10月20日,11月10日,12月 1日,12月15日 東工大応用セラミックス研究所 6階小ゼミ室
《概要》
 汎用有限要素解析プログラムABAQUSを例に、有限要素法解析の活用について講演していただきます。今回は実践的な内容を主としていることから、実際にプログラムを動かす演習を中心に行っていただきます。

※参加希望者は、事前に計算機センターの利用申請を終えた上で、山田まで参加希望の旨連絡してください


  第1回目(第42回 建築物理研究センター講演会)
   10月20日(月) 13:00~17:00 (応用セラミックス研究所 R3棟6階小ゼミ室)
    <ABAQUSの概要>
ABAQUSの使用方法と解析のモデリングと材料定義について講義と演習を行う。
  第2回目(第43回 建築物理研究センター講演会)
   11月10日(月) 13:00~17:00 (応用セラミックス研究所 R3棟6階小ゼミ室)
    <ABAQUSPOSTの使用方法>
ABAQUSの後処理プログラムの使用方法とプリント処理について講義と演習を行う。
  第3回目(第44回 建築物理研究センター講演会)
   12月 1日(月) 13:00~17:00 (応用セラミックス研究所 R3棟6階小ゼミ室)
    <荷重制御と変位制御について>
荷重制御の方法の一つである弧長法と変位制御の違いについて講義と演習を行う。
  第4回目(第45回 建築物理研究センター講演会)
   12月15日(月) 13:00~17:00 (応用セラミックス研究所 R3棟6階小ゼミ室)
    <接触問題について>
ABAQUSで扱っているペナルティー法などの接触問題について講義と演習を行う。
  お問合わせ先 建築物理研究センター 山田 哲
TEL : 045-924-5330 (E-Mail : )

 

第3回 東京四大学連合文化講演会

環境・社会・人間における「安全・安心」を探る -安全で安心のできる社会-
~学術研究の最前線をやさしく解説する~


11月27日(木) 13:00 ~ 16:20 一橋記念講堂
(東京都千代田区神田一ツ橋2-1-2 学術総合センター内)
<< プログラム >> 

12:20開場

13:00 ~ 13:10 開会の辞 東京医科歯科大学長(予定)

13:10 ~ 13:15 来賓挨拶 文部科学省研究振興局長(予定)

13:15 ~ 13:55 藤井 正明 教授
(東京工業大学資源化学研究所)
「車の排ガスのその場高感度分析」

13:55 ~ 14:35 神林 龍 准教授 (一橋大学経済研究所)
「労働市場の安全網(セイフティネット)」

14:35 ~ 14:50 休憩

14:50 ~ 15:30 大塚 和夫 教授
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所長)
「人類学からみた安全と安心」

15:30 ~ 16:10 稲澤 穣治 教授
(東京医科歯科大学年地疾患研究所)
「ゲノムの変化から知るがんの個性と治療法」

16:10 ~ 16:20  閉会の辞 東京工業大学長(予定)

定 員: 500名(参加費用無料) 


参加申込締切: 2008年11月13日(木)必着 

(参加申込と講演会詳細は コチラ


主 催: 東京四大学連合
(東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学、
 東京医科歯科大学)

企 画: 東京四大学連合附置研究所 
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
東京工業大学資源化学研究所
精密工学研究所
応用セラミックス研究所
原子炉工学研究所
一橋大学経済研究所
東京医科歯科大学生体材料工学研究所
難治疾患研究所

後 援: 東京外語会・蔵前工業会・如水会・お茶の水会

 

第47回 建築物理研究センター講演会
「土塗り壁の抵抗機構の解明」
11月25日(火) 15:00~ 東工大すずかけ台キャンパス G3棟2階 G324講義室
福島 美光 先生
(清水清建設(株) 技術研究所 主任研究員)
(東京工業大学 非常勤講師)
建築物理研究センター 坂田 弘安
Tel:045-924-5395
<< 講演内容>> 
  構造物への入力となる地震動は、どのように生じるのか?
断層の破壊によって発生した地震波が地表まで伝播する現象を、物理的背景に基づいてモデル化し経験的に予測する手法について、出来るだけ分かりやすく説明する。
さらに予測された地震動と観測された地震動とを比較して、近年の研究でどの程度の予測が可能となったのかを議論する。特に大きな被害が生じた地震については、その地震動の特徴を理解する一助としたい。


講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第46回 建築物理研究センター講演会
「土塗り壁の抵抗機構の解明」
10月28日(火) 15:00~16:30 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
村上 雅英 先生
(近畿大学 理工学部 建築学科 教授)
建築物理研究センター 坂田 弘安
Tel:045-924-5395
<< 講演内容>> 
  今まで、土塗り壁の研究は、材料である土の研究と荒壁と中塗りを塗り分けて、それぞれのせん断強度を調べる研究が主であった。本研究では、土塗り壁の破壊実験からその抵抗機構を仮説して、それを実験的に壁体レベルと要素レベルで検証し、さらに、その抵抗機構に基づいて部分壁体試験から土塗り壁の包絡線や壁倍 率を求める道筋を構築した。本講演では、理論構築を成功に導いた背景とその過程を概説し、土塗り壁の研究の最前線を紹介する。


講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第41回 建築物理研究センター講演会
「地球規模での自然災害の増大に対する安全・安心社会の構築」
10月22日(水) 16:00~17:30 東工大すずかけ台キャンパス J2棟3階 J-323講義室
濱田 政則 先生
(早稲田大学 理工学部 社会環境工学科 教授)
(東京工業大学 非常勤講師)
建築物理研究センター 和田 章
Tel:045-924-5352
<< 講演内容>> 
  中国四川省の地震や岩手・宮城内陸地震などの地震災害が国内外で多発している。また、温暖化など地球規模の環境変化に起因していると考えられる異常降雨や巨大台風等による風水害が頻発している。さらに、わが国では東海地震などの巨大海溝型地震や首都直下地震発生の逼迫性が指摘されている。都市圏の過密化や地方の過疎化、少子高齢化などにより自然災害への社会の脆弱性が増大している。

一方、最近5年間の自然災害による犠牲者は世界で60万に達しているが、その約40%はアジア地域である。アジア地域の開発途上国では貧困とガバナンスの不足が災害の度合いを拡大している。

このように、21世紀に入って“災害の世紀”とも呼ばれるような様相を呈してきているが、世界の自然災害軽減に貢献することはわが国の土木・建築技術者に課せられた使命である。講義では自然災害軽減のために解決すべき技術的・社会的課題を述べるとともに、土木学会などの学協会および日本学術会議の防災に関する活動などを紹介する。

講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第123回 応用セラミックス研究所講演会
第21回 ソフト溶液プロセス・ワークショップ
10月21日(火) 14:00~17:30 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
123rd seminar in Materials and Structures Laboratory
21st Soft Solution Processing Workshop

Tuesday, October 21, 2008
Tokyo Institute of Technology, Suzukakedai Campus (R3-6F, Rm.613)
Yokohama, Japan
Technical Program

14:00 Opening
    Nobuhiro Matsushita (Tokyo Institute of Technology)

14:05 Soft Processing for Ceramics: Single-Step Fabrication of
 Nano-Structured Ceramics Patterns from Solution without Post-Firing
    Masahiro Yoshimura (Tokyo Institute of Technology, Japan)

14:55 Fabrication of Spinel Ferrite Films by Solution Route & its Application
 as conducted Noise Suppressor
    A. K. Subramani (Tokyo Institute of Technology)

15:25- Coffee break -

15:40 Nanocrystalline LaFeO3 Powders Synthesized by the Citrate-gel Method
    G. Shabbir (Center for Scientific Studies, Pakistan)

16:40 Synthesis of functional nanocrystallites through reactive thermal plasma processing
    Takamasa Ishigaki (National Institute for Materials Science (NIMS))

17:30 Closing

17:45- Mixer at SPOPA (Restaurant in Campus) -
Conract: Nobuhiro Matsushita,
Materials and Structures Laboratory
Tokyo Institute of Technology
Tel/Fax: +81-(0)45-924-5310
E-Mail :

 

第125回 応用セラミックス研究所講演会
10月20日(月) 14:00~17:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
長野八久 先生
(大阪大学 大学院理学研究科 講師)
生物の熱を測る
-生物熱測定の現状と将来-
  << 講演概要>> 
 生物は,物質とエネルギーの代謝の上に自己組織化された階層的非平衡系として理解される.生細胞あるいは生物個体をそのまま熱測定することによって,細胞 増殖・分化あるいは個体発生の諸段階におけるエネルギー代謝の大きさが測定される.細胞性粘菌,イトマキヒトデ,アフリカツメガエルなどを例に,最近の測定結果を紹介する.
 
     
Dr. John H. Dymond
(IACT事務局長)
The Role of IACT in Promoting Thermodynamics
  << 講演概要>> 
 The International Association of Chemical Thermodynamics (IACT) was set up in 2002 to carry forward and to extend the work of the former Commission on Thermodynamics in the International Union of Pure and Applied Chemistry. This presentation will discuss briefly the Objectives of IACT, mention the ways in which IACT encourages the development of thermodynamics by sponsoring scientific meetings, and offering the Rossini Lectureship award, Junior Awards and poster prizes, talk about the biennial International Conferences on Chemical Thermodynamics, and give examples of the projects which IACT has sponsored and which have received IUPAC support.
 
 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 阿竹・川路研究室
Tel. : 045-924-5343 
E-Mail : 
 

 

第127回 応用セラミックス研究所講演会
エネルギー材料に関する講演会(4)
セラミックリアクターの開発
10月15日(水) 13:00 ~ 14:30 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
淡野 正信 先生
(独立行政法人産業技術総合研究所(中部センター)
先進製造プロセス研究部門 機能モジュール化研究グループ長)
細野 秀雄
Tel : 045-924-5359
<< 講演概要>> 
環境・エネルギー問題の解決に向けたアプローチとして、本質的な高効率性を有するセラミックス電気化学リアクターの適用が期待される。本講演では、自動車用APUや家庭用コジェネシステム、さらにはポータブル電源等への応用を想定し、小型高効率で低温作動化可能かつ急速起動停止性能に優れた、新しいマイクロSOFC型リアクターの実現に向け、ナノスケールの構造制御やミクロ部材の集積モジュール化等、セラミックス製造プロセス技術の高度化による開発状況を紹介する。


 

第40回 建築物理研究センター講演会
「大学人エンジニアとして 橋にまつわる研究を楽しんで」
9月29日(月) 16:00~17:30 東工大すずかけ台キャンパス J2棟3階 J-323講義室
藤野 陽三 先生
(東京大学 大学院工学研究科 社会基盤学専攻 教授)
(東京工業大学 非常勤講師)
建築物理研究センター 和田 章
Tel:045-924-5352

講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第126回 応用セラミックス研究所講演会
ジルコニア系セラミックスの強靱化とマルテンサイト変態
9月29日(火) 14:00 ~ 15:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
早川 元造 先生
(鳥取大学工学部機械工学科 教授)
若井 史博
Tel : 045-924-5361

 

第124回 応用セラミックス研究所講演会
エネルギー材料に関する講演会(3)
化学品・電力 ― コ・ジェネレーションを目指した新規燃料電池の開拓
9月16日(火) 15:00 ~ 16:30 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
山中 一郎 先生
(東京工業大学理工学研究科 応用化学専攻)
細野 秀雄
Tel : 045-924-5359
<< 講演概要>> 
燃料電池は酸化剤と還元剤の化学ポテンシャルの差を電力として取り出すデバイスであるが,見方を変えると化学反応器として機能する可能性がある.
講演者は,この観点に着目し,化学工業で有用な,過酸化水素,アルデヒド,アルコールなどの化学品合成が燃料電池反応を利用して可能であることを実証するともに,新規電極材料を開発することにより,これまでにない機能,反応成績を創出できることを見い出している.

講演会では,電気化学反応と触媒反応を融合させたコ・ジェネレーションの詳細について述べる.

 

第122回 応用セラミックス研究所講演会
エネルギー材料に関する講演会(2)
エネルギー革新技術を生む材料科学
9月10日(水) 18:30 ~ 20:00 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室1
本間 格 先生
(産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門)
細野 秀雄
Tel : 045-924-5359
<< 講演概要>> 
2050年までに温室効果ガス排出量を現状に比して半減するには既存技術の延長上に無いエネルギー技術のイノベーションが必要である。社会システムの低炭素化の最も有望なシナリオはエネルギー源を二酸化炭素が排出されない電気と水素に移行していくことであり、それらの有効利用が可能な太陽電池、風力発電、電気自動車や水素エネルギー技術の普及が経済産業政策の最重要課題となっている。すなわち安価で高効率な太陽電池、高容量・高出力な二次電池・キャパシタ、希少金属を用いない高効率燃料電池の開発が急務であるが、それらの実現にためには既存技術の延長上に無い新原理・新材料開発が必要である。近年進展しているナノテクノロジー、バイオテクノロジー、情報技術を総動員して革新的材料・デバイスを創成する材料科学を展望する。

 

第121回 応用セラミックス研究所講演会
エネルギー材料に関する講演会(1)
ナノイオニクスに基づく全固体リチウム電池の界面設計
9月10日(水) 17:00 ~ 18:15 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室1
高田和典 先生
(物質材料研究機構ナノスケール物質センター)
細野 秀雄
Tel : 045-924-5359
<< 講演概要>> 
固体電解質による全固体化は、安全性に本質的な課題を抱えるリチウムイオン電池にとって積年の願いであるが、固体電解質を用いると通常出力性能が低下し、実用的な電池を構成することは困難であった。この問題解決のために、高いイオン伝導を示す固体電解質の開発が続けられ、現在では液体電解質に匹敵するイオン伝導度を持つものも現れてきたが、これらの固体電解質を使用してさえ出力性能が向上することはなかった。

我々は、出力向上のアプローチとして電極と電解質界面に着目し、界面におけるナノイオニクス現象を制御することでオールセラミックの電池において市販電池と同等の出力性能を達成した。

 

第120回 応用セラミックス研究所講演会
2008年度 応用セラミックス研究所長賞 受賞記念講演会
9月10日(水) 13:30~16:55 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室1
13:30 ~ 13:40 開会の挨拶 及び 授賞式近藤 建一 所長

13:45 ~ 16:45 講演会
(一講演あたり質疑応答含めて60分見当)
  (13:45 ~ 14:45)
    「地震後の早期復旧性能を有する建築構造材料およびシステムの開発」
河野 進 先生(京都大学 工学研究科建築学 准教授)
  (14:45 ~ 15:45)
    「機能性複合酸化物薄膜を用いた新しい電子デバイスへの展開」
大久保 勇男 先生(東京大学 大学院工学研究科 助教)
  (15:45 ~ 16:45)
    「セラミックスで活性化学種を操る ・ C12A7研究のその後」
林 克郎 先生(東京工業大学 応用セラミックス研究所 准教授)

16:50 ~ 16:55 閉会の挨拶
伊藤 満 教授

問合せ先 : 応用セラミックス研究所 共同利用推進室
  Tel. : 045-924-5967
E-Mail :

 

第119回 応用セラミックス研究所講演会
Controlling the surface structures and tuning the related properties of
nano/micro-structured crystallites
8月25日(月) 11:00 ~ 12:30 東工大 応用セラミックス研究所 R3棟6階 613号室
Prof. Zhao-Xiong Xie 
(State Key Lab. for Physical Chemistry if Solid Surface,
Dept. of Chemistry, College of Chemistry and Chemical Engineering, Xiamen Univ.,China)
松本 祐司
Tel : 045-924-5314
<< 講演概要>> 
Anisotropy is a basic property of single crystals. Various facets or surfaces have different geometric and electronic structures, dangling bonds etc. Surface dependent physical and chemical properties are very popular in crystals. For examples, different crystal surfaces of Pt crystals exhibit totally different catalytic properties to the catalytic reaction of hexane in the excess H2 condition. The Pt(111) surfaces cause the aromatization reaction to produce benzene, while the Pt(100) surfaces result in an isomerization reaction, and a cyclization reaction happens on the Pt(755) surfaces. Controls of the structure of exposed surfaces of materials are therefore able to tailor the electronic, optical, magnetic, and catalytic properties of a functional material. Although the exposed surfaces can be controlled by cutting or polishing a large crystal mechanically, for crystallites under microscale, their exposed surfaces can hardly be controlled by other methods than the crystal growth. During crystal growth, chemically active crystal planes usually grow fast and vanish at last. The exposed surfaces in a crystal are usually stable and chemically less active crystal planes. It remains a great challenge to develop general methods for the controllable growth of unusual exposed crystal surfaces. Herein, we report the shape-controlled (surface structure controlled) syntheses of some metals, oxides micro-/nano- crystallites. A general molten salts (including ionic liquids) synthesis route was developed for growing many metal oxides crystallites with all exposed polar surfaces, and some inorganic ions were found to be effective for controlling the exposed surface of metals (such as gold). Furthermore, surface-dependent catalysis, gas sensing and light emissions of ZnO crystallites have been also studied.

 

第118回 応用セラミックス研究所講演会
KEK, PF-ARリングを使ったピコ秒時間分解X線回析
8月20日(水) 14:00 ~ 15:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
一柳 光平
(高エネルギー加速研究機構 博士研究員)
中村 一隆
Tel : 045-924-5397
<< 講演概要>> 
高エネルギー加速器研究機構 (KEK) 内にある放射光施設PF-ARは、通年シングルバンチモードで運転を行っており、全てのビームタイムおいて励起レーザーパルスとX線パルス(100 ps)を一対一に対応させた時間分解X線実験が可能である。この手法はレーザー照射時における過渡的な構造情報を直接得る非常に強力な手段となる。

今回、放射光白色X線パルスを用いたレーザー誘起衝撃圧縮下のCdS単結晶の時間分解ラウエ回折測定を行った。CdSは常圧でウルツ鉱型構造をとりc軸圧縮で3.25 GPaで岩塩型構造に相転移することがすでに報告されている。本実験ではCdS単結晶の時間分解ラウエ回折によりレーザー誘起衝撃圧縮による相転移圧力を越えたウルツ鉱型構造状態での一軸圧縮過程が観測されたので報告する。 

 

第116回 応用セラミックス研究所講演会
Atomic Layer Deposition (ALD) Technology : Current Status and Future Challenges
7月24日(木)
7月25日(金)
15:00 ~ 17:00
10:00 ~ 12:30
東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
Prof. Maarit Karppinen
(Department of Chemistry, 
Helsinki University of Technology, Finland)
山内 尚雄
Tel : 045-924-5315
<< 講演概要>> 
The atomic layer deposition (ALD) technique was originally invented in Finland in mid 1970s and then vigorously developed in 1990s in the same country, first to meet the needs of fabricating high-quality thin films for electroluminescent flat panel displays based on sulfide thin films and then for high-k and optical applications based on oxide thin films. Presently the ALD technology is in worldwide use by semiconductor industry in production of e.g. oxide films for gate dielectrics in CMOS devices. Due to its unique mechanism based on self-limiting and saturative surface reactions the technique provides us with several advantages such as atomic-level control of both the film composition and thickness, perfect step coverage and large-area uniformity.

This lecture course covers both the history and the present status of the ALD technology, and also discusses its future prospects and challenges. 

 

第117回 応用セラミックス研究所講演会
Superstructure Phase Transitions and novel functional properties
in a new Pb-Free Morphotropic Phase Boundary
7月24日(木) 13:00 ~ 14:30 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室2
Senior Lecturer Nagarajan Valanoor
(School of Materials Science University
of New South Wales ,Australia)
松本 祐司
Tel : 045-924-5314
<< 講演概要>> 
Pbフリーの強誘電体開発が世界で活発に行われています。Pbを基調とするこれまでの強誘電体が高い特性を示す1つの仮説として、MPBと呼ばれる相変態の境界組成が注目されています。

今回の講演では、同様の相変態の境界組成を有する新しいPbフリーの強誘電体開発について、コンビナトリアル手法のアプローチによる探索方法と走査型圧電応答顕微鏡(PFM)を駆使した評価技術を含め、最新の研究成果を平易に解説して下さる予定です。 

 

第115回 応用セラミックス研究所講演会
高温超伝導線材開発の現状と展望
7月17日(木)
7月18日(金)
15:00 ~ 17:00
10:00 ~ 12:30
東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
前田 敏彦 先生
(高知工科大学 教授)
山内 尚雄
Tel : 045-924-5315
<< 講演概要>> 
 ペロブスカイト類縁の結晶構造を持つ複合銅酸化物系における超伝導の発見から約 20 年が経ち,ようやくその応用への道筋が見えてきた.特に, 電気抵抗がゼロである,という特性を最大限に利用する線材(電線)への 応用に関しては,送電ケーブルへの適用という最終目標に向けて,世界中で 特性向上に向けた熾烈な開発競争が繰り広げられている.また,これらの 線材は高磁場マグネットに利用され,医療,輸送,電力など様々な分野で産業 応用が期待されている.

本講義では,液体窒素温度以上の臨界温度を持ついわゆる「高温超伝導体」の 線材応用について,第 1 世代の Bi 系,第 2 世代の Y 系を中心に,高臨界電流 密度化,長尺化,高磁場特性化などのコア技術がどのように開発されてきたかを, プロセス技術に焦点をあてながら解説する.  

 

第113回 応用セラミックス研究所講演会
2008年度客員教員講演会
7月16日(水) 13:45~17:40 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室1
《プログラム》
13:45~13:55 開会の挨拶 近藤 建一 所長
14:00~17:30 講演会(一講演あたり質疑応答含めて25分見当)



14:00~14:25

座長 田中先生
 
  「韓国のコンクリート事情」
    金 武漢 先生 (忠南大学(韓国))

14:25~14:50

座長 田中先生
 
  「タワーマンションの普及と高強度コンクリート」
    米澤 敏男 先生 ((株) 竹中工務店 技術研究所)

14:50~15:15

座長 笠井先生
 
  「鉄筋コンクリート建物の地震被害、実験と解析」
    壁谷澤 寿海 先生 (東京大学 地震研究所)

15:15~15:40

座長 和田先生
 
  「建物の地震時機能維持と免震構造の活用・普及」
    田村 和夫 先生 (清水建設(株) 技術研究所)

【10分 休憩】
 

15:50~16:15

座長 阿竹先生
 
  「液晶のずり誘起転移 -レオロジーと誘電率-」
    袮宜田 啓史 先生 (福岡大学 理学部)

16:15~16:40

座長 松本先生
 
  「化学的剥離法によるグラフェン薄膜作製」
    上野 啓司 先生 (埼玉大学 大学院理工学研究科)

16:40~17:05

座長 原先生
 
  「ナノ光学セラミックスってどうナノ? -光触媒および蛍光体の形態と光学特性-」
    戸田 健司 先生 (新潟大学 大学院自然科学研究科)

17:05~17:30

座長 原先生
 
  「光触媒とソーラーハイドロジェン」
    工藤 昭彦 先生 (東京理科大学 理学部)

17:30~17:40

閉会の挨拶
 

講演会終了後すぐに、すずかけホール3階ラウンジにて、新任教員・客員教員等歓迎会を行いますので、奮ってご参加ください。
       

 

第39回 建築物理研究センター講演会
「国有建物の設計と整備」
7月 8日(火) 10:40~12:00 東工大すずかけ台キャンパス G5棟512号室
国土交通省 関東地方整備局 営繕部長
鬼沢 浩志 先生
建築物理研究センター 林 静雄
Tel:045-924-5338
<< 講演内容>> 
  国の建物に関し、既存建物の有効活用、地球環境への配慮、質の確保への努力など

講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第114回 応用セラミックス研究所講演会
Photoemission Study of Old and New High-temperature Superconductors
(光電子分光による旧来および新しい高温超伝導体の研究)
7月 2日(水) 10:30 ~ 12:00 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室2
Prof. Zhi-Xun Shen
(Stanford University, USA)
笹川 崇男
Tel : 045-924-5366
 

 

第140回 応用セラミックス研究所講演会
「第1回先端無機材料講演会」
3月25日(水) 15:00~ 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
 平成22年度から始まる全国共同利用・共同研究拠点制度に対して応用セラミックス研究所は,
「先端無機材料共同研究拠点」を申請しています.この拠点形成を先導する活動の一環として,所内外の講師に御願いして先端無機材料に関する講演会を定期的に開催することとしました.まず,第1回となる標記講演会を下記の要領で行いますので,ご出席下さい.
真島 豊 先生
(東京工業大学 電子物理工学専攻 准教授)
金属ナノ粒子によるボトムアップ単電子デバイス
  << 講演概要>> 
 Beyond CMOS にむけて,我々は金属ナノ粒子をクーロン島として用いる単電子デバイスをボトムアップ手法により構築する研究を展開している.無電解メッキの自己停止機能を用いて数nm のナノギャップを有するナノギャップ電極の作製手法を開発した.
また,走査トンネル分光(STS)により,常温で金ナノ粒子のクーロン階段を観察すると,クーロン島の物性値を把握・設計することができる.これらを組み合わせ,自己組織化によりナノギャップ電極間に金ナノ粒子を選択配置した単電子デバイスを作製し,常温で動作する単電子トランジスタを構築する試みを紹介させて頂く.
 
     
中村一隆 先生
(東京工業大学 応用セラミックス研究所 准教授)
凝縮系の超高速現象とコヒーレント制御
  << 講演概要>> 
 電子・核運動の素過程はピコ秒以下の超高速の現象である.本講演では,フェムト秒レーザーを用いた固体中での光励起に起因する電子・核運動のダイナミクス研究について紹介する.特に,フェムト秒過渡反射率測定を用いた酸化物超伝導体および強誘電体のコヒーレントフォノン計測および光パルス列を用いたフォノンのコヒーレント制御について述べる.また,フェムト秒時間分解X 線回折を用いた原子変位ダイナミクスの直接計測についても述べる.
 

 

第137回 応用セラミックス研究所講演会
第22回 ソフト溶液プロセス研究会講演会
3月19日(水) 13:00~17:20 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
プログラム
開会のことば
  13:00 吉村 昌弘
講演会
  13:10~14:10 藤井 達生 (岡山大学工学部精密応用化学科材料)
    ソフトケミカルな手法による吹屋ベンガラの再現と機能性酸化鉄の構造・形態制御

  14:10~15:10 沼子 千弥 (徳島大学総合科学部自然システム学科)
    ヒザラガイの歯舌に含まれる磁鉄鉱

  15:10~15:25 コーヒーブレイク
  15:25~16:25 吉田 司 (岐阜大学大学院工学研究科)
    酸化亜鉛/色素ナノハイブリッド薄膜の電気化学的自己組織化と太陽電池への応用

  16:25~17:00 杉山 直大 (東京工業大学大学院総合理工学研究科)
    成長積層膜法による金属ガラス表面の生体活性化 
  17:30~ 懇親会
  お問合わせ先 応用セラミックス研究所 松下 伸広 TEL : 045-924-5310
阿竹徹 先生・山内尚雄先生 合同最終講義
3月11日(水) 15:00 ~ 17:30 (最終講義)
18:00 ~ 20:00 (懇親会)

東京工業大学 すずかけ台キャンパス すずかけホール



東京工業大学・応用セラミックス研究所
所長 近藤 建一


 皆様におかれましては,ますます御清祥のこととお慶び申しあげます.

さて,東京工業大学応用セラミックス研究所の 阿竹 徹 先生  山内尚雄 先生 におかれましては,平成21年 3月末日をもちまして,御退職されることになりました.
御存知のように,両先生はそれぞれの研究分野において多大な業績を残されるとともに,教育活動でも産官学のそれぞれの分野に優れた人材を数多く輩出されています.

こうしたこれまでの両先生の御功績に感謝し,下記の要領にて両先生の最終講義を拝聴し,その後懇親会を催したいと存じます.
御多忙な時期とは存じますが,多くの皆様方の御出席を賜りますよう,ご案内申し上げます。


開催日時:  平成21年3月11日(水) 15時より
開催場所:  東京工業大学・すずかけ台キャンパス・大学会館案内図
(東急田園都市線・すずかけ台駅より徒歩5分)
最終講義 15:00~17:30 (すずかけホール 3階多目的ホール
参加無料
 
懇親会 18:00~20:00 (すずかけホール 3階ラウンジ
参加費:一般 3,000円 ,学生 1,000円 (当日受付にて)
 
プログラム: 最終講義(3階多目的ホール)

応用セラミックス研究所長挨拶
15時 ~ 15時10分
阿竹 徹 先生最終講義 「熱と温度の物理化学」
15時10分 ~ 16時10分

山内尚雄 先生最終講義 " What's new today? " 
16時30分 ~ 17時30分

懇親会(3階ラウンジ)18時 ~ 20時

お問合せ先: 東京工業大学 応用セラミックス研究所
 川路  均( kawaji@msl.titech.ac.jp ,045-924-5313 )
 笹川崇男( sasagawa@msl.titech.ac.jp ,045-924-5366 )
 
第139回 応用セラミックス研究所講演会
3月 9日(月) 15:00~17:00 東工大すずかけ台キャンパス S2棟 2階会議室
奥村 次徳 先生
(首都大学東京 大学院理工学研究科)
半導体結晶の電気特性評価
~失敗事例から学ぶ基礎中の基礎~ 
  << 講演概要>> 
  半導体結晶の研究開発に携わる人たちにとって,電気特性評価は比較的簡便で,かつルーチン的に行う実験作業の一つである.電気特性評価といえば,電流-電圧測定(I-V 法)と容量-電圧測定(C-V 法)が一般的である.こうした特性は,「半導体パラメータアナライザ」を使えば,誰でも一発でデータがとれてしまう.一方,ホール効果測定や深い準位過渡応答分光法(DLTS: deep level transient spectroscopy)となると,装置が多少高価であり測定にはいささか熟練を要することを除けば,市販のセットがあれば「それらしいデータ」が,ほぼ自動的にとれてしまう.このように,電気測定は一見簡単なように思われがちだが,実は,その物理的解釈に落とし穴が多いことはよく理解されていないようだ.

本講義では,半導体の電気物性評価において日常的に用いられている代表的な3つの測定法の前提となっている物理を整理する.そのために,測定データの誤った解釈をしてしまった具体的な事例(一部はフィクション)を紹介する.(1)ホール効果測定では,キャリア密度の温度依存性からドーパントのイオン化エネルギーを求める際に,複数の不純物準位の存在を無視すると,教科書通りには行かない例を示す.このときには,Shockleyダイヤグラムと呼ばれる図式解法が物理的な理解を助ける.次に,(2)I-V 測定からショットキー障壁高さを求めるときの問題点を説明する.データから算出された障壁高さが妥当であるか否かは,他の測定(C-V やIPE)との比較や,p 型-n 型双方のデータを総合的に検討する必要がある.最後に,(3)イオン化不純物密度分布を求めるC-V 法において,深い準位の存在がどのように影響するかを論じる.容量測定に用いる交流の周波数やバイアス電圧の掃引速度によって,得られる結果が大きく異なってしまうことを示すと同時に,適切な測定条件の設定法を示す.
 
     
 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 神谷利夫
TEL : 045-924-5357 
E-Mail : tkamiya@msl.titech.ac.jp
 

 

第134回 応用セラミックス研究所講演会
「誘電体研究の新しい潮流」
3月 9日(月) 13:30~17:00 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階 集会室
 
プログラム
  13:30~14:30 森分 博紀 先生 (JFCC・研究員)
    第一原理計算による強誘電体研究

  14:30~15:30 森 茂生 先生 (大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
    フラストレーション系誘電体に置ける電荷秩序と磁気誘電特性

  15:30~16:00 休 憩

  16:00~17:00 廣田 和馬 先生 (大阪大学 大学院理学研究科・教授)
    磁性研究者から見たリラクサー誘電体

   
  17:30~ 懇親会

  お問合わせ先 応用セラミックス研究所 伊藤・谷山研究室  伊藤 満 TEL : 045-924-5354

 

第136回 応用セラミックス研究所講演会
3月 4日(水) 13:00~17:20 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
 
開会のことば
  13:00 松下 伸広 (東京工業大学応用セラミックス研究所)
講演会
  13:10~14:10 石垣 雅 (新潟大学工学部)
    次世代照明用蛍光体材料の作製と評価

  14:10~15:10 坂元 尚紀 (静岡大学工学部)
    マイクロ波加熱法によるZnO微粒子の合成と酸素分圧の影響
  APHCVD法により作製されたフラワー状 InN 結晶の結晶成長
  15:10~15:25 コーヒーブレイク
  15:25~16:25 李 金望 ((独)科学技術振興機構・下田ナノ液体プロセスプロジェクト)
    Nitride Processing at Low Temperatures 

  16:25~17:25 渡辺 友亮 (明治大学理工学部)
    アモサーマル法による機能性複合窒化物の合成 
  お問合わせ先 応用セラミックス研究所 松下 伸広 TEL : 045-924-5310

 

第135回 応用セラミックス研究所講演会
3月 3日(火) 14:00~17:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
小島誠治 先生
(筑波大学 数理物質科学研究科 教授)
微小な試料の弾性的性質を調べる ―超音波顕微鏡と顕微ブリルアン散乱法―
  << 講演概要>> 
 微小領域や微小な試料の弾性的性質を非接触、非破壊で調べる手法として、超音波顕微鏡、顕微ブリルアン散乱法の原理と装置の概要を述べる。次にその応用として強誘電体結晶の分域、多形と構造相転移、タンパク質結晶の多形とガラス性転移、変性などへの応用について紹介する。
 
     
吉田博久 先生
(首都大学東京 都市環境科学研究科 教授)
ブロック共重合体のミクロ相分離構造を利用したナノ粒子規則配列
  << 講演概要>> 
 性質の異なる高分子を共有結合で結んだブロック共重合体は、分子内で相分離しその凝集体は10~100 nm程度のミクロ相分離を形成する。相分離は共重合体の重合度、成分高分子の相互作用と体積分率に応じて、球状ミセル、棒状ミセル、ラメラなどの規則構造となる。相分離構造の配向を制御すると、ミクロ相分離を様々な分野で応用することが可能である。両親媒性ブロック共重合体の親水性シリンダーの配向を制御し、反応容器として利用することで金ナノ粒子の二次元規則配列を実現した。
講演では、相分離構造の制御、二次元配列したナノ粒子の性質を述べる。
 
 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 阿竹・川路研究室
TEL : 045-924-5343 
E-Mail : ataketooru@msl.titech.ac.jp
 kawaji@msl.titech.ac.jp
 

セキュアマテリアル・デバイス国際ワークショップ(IWMD-SS 2009)
~材料すり合せの過程で安全安心はどのように議論され組み込まれるか?~
2月20日(金) 9:30~17:30 東京工業大学 大岡山キャンパス
ディジタル多目的ホール (西9号館 2階)
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車
開催主旨
   素材開発は絶えず日本経済を牽引する役割を担ってきた。統合研究院では、今後の我が国産業の持続的発展に向けて、社会及び個人の安全安心を確保するという価値観の高まりを無視することはできず、そのために材料が担うべき役割は大きいとの認識のもとに“セキュアマテリアル”というコンセプトを提唱している。

本国際ワークショップでは、産業競争力は技術あるいはコストのみでは定まらないという時代認識のもとに、セキュアマテリアルの観点から技術統合マネジメントのあり方を明らかにする。第3 回目となる今回は、半導体産業及び電池産業において材料が重要な役割を果たす製品開発を事例として、技術と社会要請とのすり合せによる安全安心な製品開発とはどのようにあるべきか、その課題と技術マネジメント戦略を問い直す。

<< ポスター(Japanese ver.) >> << Poster (English ver.) >> 

<< プログラム >>
 開会の挨拶 (9:30 ~ 10:00)
  東京工業大学統合研究院ソリューション研究機構 機構長  上羽 貞行
  東京工業大学応用セラミックス研究所 所長  近藤 建一
  東京工業大学統合研究院イノベーションシステム研究センター 教授  石川 正道

 講演会(招待講演)
 Ⅰ.二次電池開発における安全性のデザイン (10:00-11:50)
   「安心安全な燃料電池を実用化するための技術的戦略」
    燃料電池開発情報センター 顧問  本間 琢也
   「材料科学から見たリチウム電池における安全性と信頼性」(仮題)
    東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授  菅野 了次
   「次世代高性能二次電池における安全性確保のための材料開発」
    (独)産業技術総合研究所電池システム研究グループ グループ長  境  哲男

  昼 食 (11:50 ~ 13:30)

 Ⅱ.半導体開発における信頼性マネジメント (13:30-15:15)
   「新規な応用に向けたCMOS 技術プラットフォームへの革新的材料の統合:
好機と安心安全への挑戦」
    IME シンガポール 所長  Dr. Dim-Lee Kwong
   「300mm シリコンR&D プロセスラインにおける新材料の導入に係る
安全性及び信頼性の課題」
    IMEC ベルギー 副所長  Prof. Cor Claeys
   「ロジック及びメモリチップの信頼性要求とコンピュータシステムとの接点について」
    IBM トマス・ワトソン研究所 IBM フェロー  Dr. Tak Ning

  休 憩 (11:50 ~ 13:30)

 ショートトーク (13:30 ~ 13:45)
   「MPU 及びシステムの設計戦略から見た安全性及び信頼性」
    燃料電池開発情報センター 顧問  本間 琢也
 
 パネルディスカッション
 Ⅲ.パネルディスカッション(15:45-17:15)
   「材料・デバイス・システムの“すり合せ”による信頼性及び安全性の
技術開発マネジメント」
    司会進行 東京工業大学 教授  石川 正道
 
 閉 会 (17:20) 
 
 懇親会(有料) 17:30 ~ 
  会場:東京工業大学百年記念館 レストラン角笛  会費3000 円
 
主 催 統合研究院
共 催 東京工業大学応用セラミックス研究所
東京工業大学グローバルCOE プログラム フォトニクス集積コアエレクトロニクス
東京工業大学フロンティア研究センター
東京工業大学大学院総合理工学研究科
技術共催 IEEE Electron Device Society (EDS) Japan Chapter
日本応用物理学会 シリコンテクノロジー分科会
日本電気化学会(交渉中)
参加費 参加無料
参加申込 下記のページで申込みを受付けております。必要事項をご記入の上ご送信下さい。
また、懇親会(有料)への参加を希望される方は、「備考」欄へその旨ご記入下さい。
http://www.iri.titech.ac.jp/securematerial/form.html

 

第49回 建築物理研究センター講演会
「建築物の解体とリサイクルの現状とこれから」
2月13日(金) 16:00~18:00 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
清家 剛 先生
(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授)
建築物理研究センター 山田 哲
Tel:045-924-5330

<< 講演内容>> 

  建築物は解体すると大量の廃棄物が発生する。したがって適切な解体とリサイクルの仕組みの構築は、日本にとって重要な課題である。今回は日本の現状、課題をあきらかにしつつ、EUで見られる先進的な取り組みを紹介することで、今後の方向性について考えていきたい。


講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第50回 建築物理研究センター講演会
グローバルCOE 教育研究セミナー
スイス・日本における火災工学の現状
2月12日(金) 13:30~ 東京理科大学 理工学部建築学科
2号館4Fオープンスペース
(千葉県野田市山崎2641)
東武野田線 運河駅下車

13:30 ~
開会挨拶
東京理科大学 准教授 大宮善文
13:40 ~
Fire Engineering in Switzerland - Design and Research Part1
Prof. Mario Fontana, Swiss Federal Institute of Technology (ETH Zurich)
14:15 ~
Fire Engineering in Switzerland - Design and Research Part2
Prof. Markus Knobloch, Swiss Federal Institute of Technology (ETH Zurich)
14:50 ~
休憩
15:00 ~
The Recent Fire Accidents which Influenced The Structural Stability
清水建設(株) 池田憲一、東京理科大学 客員准教授
15:20 ~
Practical Estimation of R.C. Column Strength Under Natural Fire
ケンテック 株式会社 原田晶利
15:40 ~
質疑討論
16:00 ~
火災研実験棟案内

共 催  東京理科大学 火災科学研究センター
 東京工業大学 建築物理研究センター

参加費  無料

申込方法  直接会場においでください。 
問合せ先  火災科学研究センター 研究事務課
  TEL: 04-7124-1501 (Ext.5036) 
  E-mail: coe-fire@ 
  ※メール送信時は @マークの後ろに rs.noda.ac.jp を付けて送付してください。

4セラミックス研究機関合同講演会
「量子力学と材料科学」
1月27日(火) 10:00~17:15 物質・材料研究機構 千現地区 第1会議室
(〒305-0046 つくば市千現1-2-1 <案内図>)
<< プログラム >> 

10:00 - 10:05   - ご挨拶 -  NIMS理事長  岸 輝雄 氏
講演会
  10:05 - 10:55
セラミックスナノワールドから環境グローバルワールドへ
東京工業大学 応用セラミックス研究所 教授 岡田 清 氏
10:55 - 11:45
固体酸化物形燃料電池の界面制御
JFCC材料研究所 須田聖一 氏
11:45 - 13:00
- 昼食 -
13:00 - 13:50
環境調和型セラミックスの研究開発
-名工大の都市エリア産学官連携事業に向けた取り組み-
名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター長 小澤正邦 氏
13:50 - 14:40
光触媒材料-課題とチャレンジ
NIMS 光触媒材料センター長 葉 金花 氏
14:40 - 15:05
単結晶で結ぶ国際共同研究ネットワーク
-高温超伝導からナノダイヤまで-
東京工業大学応用セラミックス研究所 准教授 笹川崇男 氏
15:05 - 15:20
- 休憩 -
15:20 - 15:45
JFCCの今後の研究方向-公益法人改革に向けて-
JFCC 材料技術研究所所長 松原秀彰 氏
15:45 - 16:10
名工大の教育研究におけるグローバル化へ向けた取り組み
名古屋工業大学 理事副学長 高橋 実
16:10 - 16:35
NIMSにおける世界トップレベル研究拠点の取り組み
NIMS WPIセンターMANA最高運営責任者 板東義雄 氏
16:35 - 17:15   見 学 会
17:20 - 19:00   懇親交流会
主 催 独立行政法人 物質・材料研究機構
国立大学法人 名古屋工業大学 セラミックス科学研究教育院
国立大学法人 東京工業大学 応用セラミックス研究所
財団法人 ファインセラミックスセンター 材料技術研究所

参加費 無料

懇親会 講演会終了後(17:20~19:00)に千現地区食堂で開催。 会費 2,000円

申込方法 参加申込書に、参加者氏名・団体名・懇親会参加有無・E-Mailアドレス等をご記入いただきFAXでお申し込み下さい。
なお、FAXの送信控えを参加証とさせていただきますので、当日会場にご持参下さい。

問合せ先 物質・材料研究機構 ナノセラミックスセンター
TEL: 029-859-2461
FAX: 029-859-2401
E-mail: SAKKA.Yoshio@) 
※メール送信時は @マークの後ろに nims.go.jp を付けて送付してください。

 

第132回 応用セラミックス研究所講演会
1月26日(月) 15:00~ 東工大すずかけ台キャンパス J2棟20階 中会議室
保倉明子 先生
(東京理科大学 理学部応用化学科 助教)
放射光X線を使って環境浄化植物の重金属蓄積機構を探る
  << 講演概要>> 
 植物を使って重金属汚染土壌を浄化する技術ファイトレメディエーションが注目されている。この技術には、PbやCdなどの重金属を体内において非常に高濃度に蓄積する植物が用いられているが、何故ある種の植物だけがこのような特殊な性質を持っているのか、その機構の詳細はわかっていない。そこで、我々はμ-XRFイメージングやXAFS解析により、植物における重金属蓄積機構の解明を目指している。
本講演では、ヒ素を蓄積するシダやカドミウムを蓄積する植物についての成果を紹介する.
 
     
小川美奈 先生
(宇宙航空研究開発機構 主任開発員)
日本の宇宙開発と次世代育成支援
  << 講演概要>> 
 昨年は、月周回衛星「かぐや」による月面ハイビジョン映像や国際宇宙ステーションでの日本人宇宙飛行士たちの活躍が華やかに報道されましたが、その裏には、24時間体勢で探査機を、宇宙ステーションを地上で見守るスタッフが大勢います。また、探査機等が宇宙に旅立つ前には、何年もかけて研究開発が行われています。
日本の宇宙開発・宇宙科学を担う宇宙航空研究開発機構(JAXA)における、さまざまな宇宙開発活動の概要を紹介しつつ、JAXAでの次世代育成支援の取り組みを紹介します。
 
 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 奥部真樹
E-Mail : makisan@lipro.msl.titech.ac.jp
 

 

第130回 応用セラミックス研究所講演会

3Y-TZP の超塑性変形に起因するフラットキャビティ 

Al および Mg 合金の FSP による組織制御と超塑性
1月21日(水) 14:00 ~ 15:30 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
本橋 嘉信 先生
(茨城大学工学部 超塑性工学研究センター 教授)
若井 史博
Tel : 045-924-5361
<< 講演概要>> 
3Y-TZPの超塑性変形に起因するフラットキャビティ
  3Y-TZPを比較的高速で超塑性変形すると、引張方向にほぼ垂直な粒界で剥離が生じ非常に薄い板状のキャビティ(フラットキャビティ)が発生する。このフラットキャビティは伸びの低下や室温の機械的性質(硬さ)の劣化を引き起こす。しかし、超塑性変形中或は変形後の処理により、フラットキャビティを殆んど消滅させることが出来る。

Al および Mg 合金の FSP による組織制御と超塑性
  摩擦攪拌接合(FSW)処理された接合部の組織が微細粒状化することを、材料の組織制御等に応用する技術がFSPと呼ばれ、主としてAlやMg合金への適用が進んでいる。ここでは、FSPの概略とAl合金(A7075-T6および0材)とMg合金(ZK60A)に適用した例を紹介する。


 

第129回 応用セラミックス研究所講演会
フェムト秒レーザーと各種固体・水溶液試料で操るパルスX線発生
1月13日(火) 15:00 ~ 16:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
畑中 耕治 先生
(東京大学 大学院理学系研究科
付属 超高速強光子場科学研究センター 准教授)
中村 一隆
Tel : 045-924-5382
 

 

第128回 応用セラミックス研究所講演会
レーザーを駆使したソフトマテリアルの加工・計測・操作
1月13日(火) 14:00 ~ 15:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
坪井 泰之 先生
(北海道大学理学研究院化学部門 准教授)
中村 一隆
Tel : 045-924-5382
 

 

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