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過去に開催された講演会・セミナー(2009年度)

今後開催される講演会・セミナー

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講演会・題目 
開催日 時間 会場  
講演者 連絡先
第154回 応用セラミックス研究所講演会  講演プログラム(PDF)
2009年12月15日(火) 10:30~16:30 R3棟 1F 応用セラミックス研究所大会議室
 お問い合わせ先:  細野 教授 (内線5359)  
 黒木和彦 先生
(電気通信大学 教授)
 

相関電子系における超伝導メカニズム--普遍性と多様性


 
  <<講演概要>>電子相関が超伝導の発現に重要な役割を演じていると考えられる超伝導体においては、高い臨界温度が実現したり、特異なクーパー対が形成されるなど、従来からの超伝導体には見られない性質がある。本講義ではこれらの超伝導体のうち、特に酸化物超伝導体、鉄系超伝導体、有機超伝導体に焦点をあて、超伝導が起こるメカニズムや形成されるクーパー対の特徴を普遍性と多様性という二つの側面から解説する。また、これらの物質に対する研究から得られる、新規な超伝導体の発見に向けての将来展望についても述べたい。
   

 

第58回 建築物理研究センター講演会
「各種アンカーボルト設計・施工法の概要と課題」
2009年12月15日(火) 15:00~16:30 すずかけ台キャンパス G4棟2階会議室
中野 克彦 先生 (新潟工科大学 教授)

 お問い合わせ先:  坂田 弘安 准教授
講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第59回 建築物理研究センター講演会
第1回 「鉄筋コンクリート構造物の耐震診断・補強」
2009年12月 1日(火) 15:00~16:30 すずかけ台キャンパス G4棟2階会議室
楠 浩一 先生
(横浜国立大学 准教授、東京工業大学 非常勤講師)

お問い合わせ先: 坂田 弘安 准教授
 

 

第2回 「鉄筋コンクリート構造物の応急危険度判定」
2009年12月 8日(火) 15:00~16:30 すずかけ台キャンパス G4棟2階会議室
楠 浩一 先生
(横浜国立大学 准教授、東京工業大学 非常勤講師)

お問い合わせ先:  坂田 弘安 准教授
 
講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第155回 応用セラミックス研究所講演会
第 24回 ソフト溶液プロセス研究講演会
The 24th Soft Solution Process Workshop  
講演プログラム(PDF)
2009年12月2日(水) 13:00~ 応用セラミックス研究所R3棟 1F会議室
Wednesday, December 2, 2009 Meeting Room, 1F, R-3 Bldg.
お問い合わせ先(Contact) : 松下伸広 准教授 (Associate Professor Nobuhiro Matsushita) 内線(Ext.): 5310
Opening
  13:00  吉村昌弘  (Masahiro YOSHIMURA)  
Lecture  
  13:05-13:55 Junghyun CHO  ( State University of New York)  
   Low-Temperature Aqueous Solution Processing of Oxide Thin Film: Microstructure Innovation and Related Applications  
  13:55-14:45 長田 実 (Minoru OSADA)
(独)物質・材料研究機構 ( National Institute for Materials Science ) 
 
    酸化物ナノシートで作る機能材料-ソフト化学プロセスによる精密構造集積とその応用-    
  14:45-15:00   Coffee Break  
  15:00-16:00 寺西 亮  (Ryo TERANISHI)
九州大学工学研究院材料工学部門 ( Kyushu University Faculty of Engineering) 
 
    化学溶液法による2軸配向した高特性超伝導薄膜の作製   
  16:00-16:15 Popa Catalin , D1 (Okada Matsushita Laboratory  
    Ni2+ and H2PO4- uptake of various compounds in the CaTiO3-CaFeO2.5 system  
  16:15-16:40 Chen Chun Yi, D1  (Okada Matsushita Laboratory  
    TiO2 Nanotube Arrays: Synthesis, Properties, and Applications  
Closing  
  16:40 松下伸広  ( Nobuhiro MATSUSHITA)  
17:00~ Mixer at SUPOPA  
   

 

第153回 応用セラミックス研究所講演会
2009年11月19日(木) 10:30~16:30 応用セラミックス研究所R3棟 1F会議室
 お問い合わせ先:  細野 教授 (内線5359)  
 山中 昭司 先生
(広島大学 教授)
 

10:30 ~ 講演題目: 結晶の“すきま”を利用する材料開発


 
  <<講演概要>> 結晶の“すきま”を利用して,構造の基本骨格を保持しながら,その化学修飾を行う反応をインターカレーションと呼んでいる。通常は層状結晶の層間の“すきま”の反応に限定して使われる用語であるが,最近では,パッキングの“すきま”や3次元カゴ状骨格構 造の“すきま”を利用する反応にも使われる。リチウムイオン電池やイオン伝導体,多孔体の開発を考える上で,基本となる重要な反応である。最近発見された高温超伝導体は, どれも層状構造に特徴があり,“すきま”の利用は超伝導体の開発とも深い関わりがある。
今回は,電子ドープ層状窒化物超伝導体とシリコンクラスレートの開発を中心に紹介する。
   

 

第152回 応用セラミックス研究所講演会
「第4回先端無機材料講演会」
2009年11月18日(水) 15:00~ 応用セラミックス研究所R3棟 1F会議室
 お問い合わせ先:  林 克郎 准教授  
 石原 達己 先生
(九州大学大学院工学研究院応用化学部門 教授)
 

15:00 ~ 講演題目: ペロブスカイト類縁型酸素イオン伝導性材料の開発と燃料電池への展開


 
  <<講演概要>> 燃料電池は次世代の発電装置として期待されている。本講演では主にペロブスカイト型酸化物における酸素イオン伝導性酸化物の開発の現状を紹介するとともに、酸素―電子混合伝導性材料の探索の現状を紹介する。ペロブスカイト型酸化物は多様な元素の組み合わせが可能であり、LaGaO3では酸素イオン伝導性のみを発現でき、燃料電池の電解質へ応用できるが、Pr2NiO4系酸化物では酸素イオンとホールの大きな伝導性を示し、電極材料や空気分離膜へ展開可能である。本講演ではこれらの開発した材料の低温作動型固体酸化物燃料電池の展開を紹介するとともに、現在開発の進む低温作動型固体酸化物燃料電池の現状を紹介する予定である。従来のZrO2系酸化物を電解質とするセルに比べると電解質への新規酸素イオン伝導体の応用は高出力低温作動に有効である。一方、低温作動には電解質のみでなく電極も重要なので、本講演では、現状での電極触媒の開発を紹介するとともに、演者の進める多成分系のアノード電極の開発の現状を紹介する。
   
 谷山 智康 先生
(応用セラミックス研究所 セラミックス機能部門 准教授)
 

16:50 ~ 講演題目: 異種ヘテロ構造スピントロニクス


 
  <<講演概要>> スピントロニクス技術はノーマリ・オフ・コンピュータ等に代表さ れる情報通信分野の非連続的なイノベーションに繋がる中核的・革 新的基盤技術である。本講演では、その基本デバイスとしてのスピンRAMやスピントランジスタをデザイン・構成するために必須のスピン・ 磁性研究の現状について紹介する。
周知の通り、スピントランジス タに代表される不揮発性能動素子の実現において、最重要で未解明の物理過程は、スピン偏極した電子、もしくは電荷を伴わないスピ ン角運動量の流れ(スピン流)を半導体などの非磁性体に高効率に注入し、それを非局所的に検出するための界面スピン輸送に集約さ れる。
講演者は、磁性酸化物や磁性金属をスピン源とした磁性/ 半導体ヘテロ構造における一連のスピン注入現象の解明についての研究に取り組んでおり、本講演では特にその最近の成果について紹 介したい。また、スピン注入源の磁性制御の現状についても言及する予定である。
   

 

第151回応用セラミックス研究所講演会
「セラミックスにおける特性-構造-製造の関係」
2009年11月6日(金) 13:30~15:00 応用セラミックス研究所R3棟 1F会議室
植松 敬三 先生 (長岡技術科学大学 教授)

 お問い合わせ先:  若井 史博 教授

 

第55回・56回・57回 建築物理研究センター講演会
「鉄筋コンクリート構造物の耐久性予測について」
2009年10月28日(水) 13:30~14:30 すずかけ台キャンパス G4棟2階会議室
橘高義典 先生 (首都大学東京)

司会 篠原 准教授
Tel:(内線 5326)
「損傷制御型コンクリート系構造物の力学的特性」
2009年10月28日(水) 14:30~15:20 すずかけ台キャンパス G4棟2階会議室
坂田弘安先生 (東京工業大学)

司会 林 教授
Tel:(内線 5306)
「伝統木造建築の耐震力学性能」
2009年10月28日(水) 15:30~17:00 すずかけ台キャンパス G4棟2階会議室
木林長仁 氏 (竹中工務店)

司会 笠井 教授
Tel:(内線 5512)
講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第4回 四大学連合文化講演会
環境・社会・人間における「安全・安心」を探る 
~学術研究の最前線をやさしく解説する~

2009年10月9日(金) 13:00 ~ 16:30 一橋記念講堂
(東京都千代田区神田一ツ橋2-1-2)
「プログラム」参加申し込み要領等の詳細は、 
「第四回 四大学連合文化講演会」の
ホームページをご覧ください!



お申込・お問合せ先: 
  東京工業大学 すずかけ台地区事務部
  総務課総務・研究所グループ(総務担当)
  〒226-8503
  神奈川県横浜市緑区長津田町4259 J2-1
  TEL: 045-924-5903, 5904  FAX: 045-924-5970
  Mail: suzu.som@jim.titech.ac.jp 

 

2009年度 応用セラミックス研究所長賞 受賞記念講演会
第二回 授賞式及び講演会
2009年9月16日(水) 13:20~16:30 応用セラミックス研究所R3棟 1F会議室
お問い合わせ先: 共同利用・研究支援室 (内線: 5968)
13:20~13:30 開会の挨拶 及び 授賞式     岡田 清 所長
13:30~16:30 講演会 
  13:30~14:20 庭瀬 敬右 先生 (兵庫教育大学 教授)  
   極限環境下での物質ナノ構造の破壊と創製  
  14:30~15:20 林 静雄 先生 
(東京工業大学 応用セラミックス研究所 セキュアマテリアルセンター 教授)
 
   学校建築の耐震性確保に向けて  
  15:30~16:20 山田 哲 先生 
(東京工業大学 応用セラミックス研究所 材料融合システム部門 准教授)
 
   大型震動台による実大鉄骨建物の動的破壊実験  
16:20~16:30 閉会の挨拶  
 

 

2009年度 応用セラミックス研究所長賞 受賞記念講演会
第一回 授賞式及び講演会
2009年9月11日(金) 16:00~ 応用セラミックス研究所R3棟 1F会議室
お問い合わせ先: 共同利用・研究支援室 (内線: 5968)
Prof. Zhi-xun Shen
Stanford University
「Study on Electronic Structure in Innovatiove Materials」
   

 

第141回 応用セラミックス研究所講演会
2009年9月10日(木) 16:00 ~ 17:30 応用セラミック研究所 1F会議室
お問い合わせ先: 岡田 清 教授 (045-924-5323) 

Professor John Wang 

National University of Singapore

16:00 ~ Assembling Ordered TiO2 Nanostructures for Solar Cell Applications

 

未踏科学技術協会 特別講演会

「革新的触媒化学が拓くバイオマス資源活用の新展開
~環境にやさしい高効率セルロース分解触媒への期待~」


2009年9月9日(水) 13:00 ~ 16:20 商工会館
(東京都千代田区霞ヶ関3-4-2 )
 原 先生 (東工大応用セラミックス研究所教授)

原教授が開発した「バイオ資源を無駄なく有用化合物に
分解できるグラフェン系固体酸触媒と開発動向」などが
紹介されます。
詳細は特別講演会ホームページをご覧ください。
(事前登録が必要: 定員60名、
参加費:協会会員 5000円、準会員6500円、一般9000円) 



お申込・お問合せ先: 
社団法人 未踏科学技術協会
〒150-0001 東京都港区西新橋1-5-10 新橋アマノビル6階
TEL 03-3503-4681 FAX 03-3597-0535
E-mail:mitoh-sws@sntt.or.jp

 

第147回 応用セラミックス研究所講演会
「ゲル化凍結法による超高気孔率多孔体の開発」
8月25日(火) 10:00~12:00 応用セラミックス研究所会議室(R3棟 1階)
お問い合わせ先: 赤津 准教授 (内線 5336)  
福島 学 先生
((独)産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 高性能部材化プロセス研究グループ)
  <<講演概要>> ゲル化凍結法は、その名の通りゲル化性高分子を含有するスラリーをゲル化させた後凍結を経て、多孔体を成形する手法である。凍結により形成する氷を細孔源として利用することで、80%を超える超高気孔率に加え、配向性に優れた細孔、細孔の連通性、均一な細孔径分布を確保した多孔体を提供する事が可能となった。試作した多孔体は、市販の触媒担体のセル数、セル壁厚を比べると、2-3桁程度高い性能を有していた。また、空気透過率も市販のDPFより数桁高い性能を示していた。当日は、以上の多孔体製造プロセスの詳細について発表する。  
 

 

第145回 応用セラミックス研究所講演会
2009年度客員教員講演会
2009年7月15日(水) 13:25~17:40 すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室1
お問い合わせ先: 共同利用・研究支援室 (内線: 5968)
プログラム
開会の挨拶
  13:25~13:30 岡田 清 所長
講演会 13:30~17:40
  13:30~14:00 座長 笠井 先生
    「鉄筋コンクリート壁部材に関する設定規定 -改訂版RC基準19条ほか-」 
    壁谷澤寿海 先生 (東京大学地震研究所)
  14:00~14:30 座長 和田 先生
    「コンクリート構造物の火災時安全性について」
    辻田 修 先生 (大成建設(株))
  14:30~15:00 座長 林(静) 先生
    「耐衝撃設計ガイドラインの構築に向けて」
    濱本 卓司 先生 (東京都市大学工学部建築学科)
  15:00~15:30 座長 林(静) 先生
    「鉄筋コンクリート立体耐震壁を有する新架構の開発」
    丸田 誠 先生 (鹿島建設(株) 技術研究所)
  15:30~15:40 休憩(10分間)
  15:40~16:10 座長 林(静) 先生
 

  「スペースデブリ/マイクロメテオロイド防御のためのWhippleシールド用

  貫通限界式と防御メカニズム」

    片山 雅英 先生 (伊藤忠テクノソリューションズ(株))
  16:10~16:40 座長 岡田 先生
    「エピタキシーによるCrNおよびBaBiO3薄膜の構造転移制御」
    犬丸 啓 先生 (広島大学大学院工学研究科)
  16:40~17:10 座長 若井 先生
    「Computer simulation of skeletal structure evolution during liquid phase sintering.」
    ZORAN S. NIKOLIC 先生
 
 (University of Nish, Faculty of Electronic Engineering) 
  17:10~17:40 座長 原 先生
    「遷移金属をベースにした新規酸素貯蔵材料の開発」
    本橋 輝樹 先生 (北海道大学大学院工学研究科)
  閉会の挨拶
  1 講演会終了後 すずかけホールラウンジにおいて歓迎会を行いますので奮ってご参加ください。53:40
 

 

第149回 応用セラミックス研究所講演会
7月14日(火) 15:00~17:00 J1棟3階 材料物理学専攻ゼミ室(J1-313号室)
お問い合わせ先: 川路 均 准教授   
 Professor Martin Rotter
(University of Oxford, Department of Physics)
15:00~15:30 Going beyond the dipole approximation to improve the refinement of magnetic structures by neutron diffraction
  <<Summary>>We have made an analysis of neutron-diffraction data for a number of rare-earth compounds to assess the use of the dipole approximation in magnetic structure refinements. 
Two examples will be presented: 
(i) in the case of the heavy fermion system CePd2Si2, our analysis confirms the published magnetic structure, but we find that use of the "exact" magnetic form factor of Ce3+ gives a significantly improved description of the data. 
(ii) For the high Tc supercoductor NdBa2Cu3O6+x, however, we find that incorrect conclusions have previously been drawn about the magnetic structure through the use of the dipole approximation. We have extended the magnetic modeling suite MCPHASE to enable a straightforward calculation of the higher-order anisotropic terms in the form factor. Including these terms will significantly improve the reliability of magnetic structure determination by neutron diffraction.
 
15:30~16:00 The Magnetoelastic paradox: Absence of symmetry-breaking distortions below TN in antiferromagnetic systems without orbital moment
 
  <<Summary>> Phase transitions are often associated with symmetry breaking. In case of magnetic order time reversal symmetry is broken and this leads to magnetostriction. 
For magnetic systems without orbital moment (L = 0) the only source of magnetostriction is believed to be the exchange striction (ES). If the systems, for instance Gd3+-based compounds (S = 7/2, L = 0), order ferromagnetically (fm) no lattice distortions are expected from the standard model of rare-earth magnetism, whereas in the antiferromagnetically (afm) orderedcompounds symmetry-breaking lattice distortions should occur. These latter prediction of the theory is in complete contrast to all available experimental data on Gd3+ antiferromagnets. They show in many cases large magnetostrictive effects, but no symmetry breaking. Thus wecan formulate the "magnetoelastic paradox": in afm systems without orbital moment (L = 0) symmetry-breaking distortions below the N?eel temperature are expected, but have not been found. New experimental data indicates, that the magnetoelastic paradox is only present in zero field and may be lifted by a small magnetic field. Can multiple q-magnetic structures explain the magnetoelastic paradox ?
 
16:00~17:00 Experimental techniques to measure thermal expansion and
magnetostriction
  <<Summary>> A review of different experimental techniques to determine thermal expansion and magnetostrictionin solids will be given. Miniature capacitance dilatometers will be discussed in detail addressing issues such as sample preparation, calibration, technical performance, error estimation, data analysis. Different approaches to interpret magnetostriction data by theoretical models and numerical analysis are summarized.  

 

第54回 建築物理研究センター講演会
「防災行政の仕組みと課題」
2009年6月30日(火) 10:40~ すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室1
幸田 雅治 先生
(総務省消防庁国民保護・防災部長・東京工業大学 客員教授)
お問い合わせ先: 建築物理研究センター 和田 章 教授
Tel:(内線 5352)


講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第52回 建築物理研究センター講演会
「鉄筋コンクリート建物の耐震性能評価」
6月24日(水) 16:00~18:00 すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室
壁谷澤 寿海 先生
(東京大学 地震研究所教授・東京工業大学 客員教授)
お問い合わせ先: 建築物理研究センター 笠井 和彦 教授
Tel:(内線 5512)
講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第148回 応用セラミックス研究所講演会
2009年6月19日(金) 10:30~ 応用セラミックス研究所 R3棟 6階大ゼミ室
お問い合わせ先: 須崎友文 准教授  (内線5360)
Professor Jacek Goniakowski Institut des Nanosciences de Paris, CNRS and University Paris 6
Electrostatic forces and polarity: from bulk oxide surfaces to ultra-thin oxide films

 

第146回 応用セラミックス研究所講演会
2009年6月17日(水) 13:00~ 応用セラミック研究所 1F会議室
お問い合わせ先: 原研究室 原亨和 教授 (Tel: 045-924-5311)
Professor S.Ted Oyama 
Virginia Polytechnic Institute & State University Department of Chemical Engineering
「Hydroperoxide Intermediates in the Epoxidation of Propylene on old/Titanosilicate」
講演概要: Propylene oxide (PO) is an important commodity chemical and there has been great nterest in its production by a direct route that does not produce by-products or coproducts.
The oxidation using H_2 and O_2 on Au supported on titania and Ti-silicates has been shown to roceed with high selectivity and has been the object of much study. Catalysts consisting of nanoparticles of gold supported on a mesoporous Ti silicate (Ti-TUD) with pores of 13 nm were synthesized and used for the epoxidation of propylene with mixtures of H_2 and O_2 . The role of gold is to produce hydrogen peroxide from H_2 and O_2 , and that the role of Ti is to carry out the epoxidation reaction through the formation of a titanium hydroperoxo species. In situ studies with x-ray absorption near-edge structure (XANES) and ultraviolet-visible (UV-vis) spectroscopy were used to study adsorbed intermediates during reaction. UV-vis showed the presence of highly reactive adsorbed hydroperoxide species on Ti sites. Transient XANES experiments showed that the hydroperoxides reacted at the same rate as the overall reaction, indicating that they were true intermediates in the reaction. The use of a membrane reactor allowed the safe mixing of hydrogen and oxygen to well within the explosive region (40% each), and gave propylene conversions of 10% while maintaining selectivities at the 80% level.

 

第53回 建築物理研究センター講演会
「鉄筋コンクリート造超高層建築の設計(仮)」
6月16日(火) 10:40~ すずかけ台キャンパス G5棟1階512号講義室 
丸田 誠 先生
(鹿島建設技術研究所、東京工業大学準連携客員 教授)
お問い合わせ先: 建築物理研究センター 林 静雄 教授
Tel:(内線 5306)
講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第144回 応用セラミックス研究所講演会
第23回ソフト溶液プロセス研究講演会
(The 23rd Soft Solution Process Workshop)
2009年6月15日(月) 13:00~ すずかけ台キャンパス すずかけホール2階集会室2
Monday, June 15,2009 Suzukake Campus, Tokyo Institute of Technology 
Meeting Room 2, Suzukake Hall
お問い合わせ先(Contact) : 松下研究室 松下伸広准 教授 (5310)

Opening 

  13:00~ 吉村昌弘 名誉教授 (Masahiro Yoshimura)  

講演会 

  13:10-14:10 Prof. Vincent Harris (Northeastern University, USA)  
  Fabrication of High Quality Ferrite Particles and Nanoparticles through    Aqueous "Green" Processing  
  14:10-15:10 阿部正紀名誉教授 (Masanori Abe)  
  医用磁性ビーズの作製と応用
(Medical magnetic beads: preparation and application)
 

15:10-15:25 Coffee Break

  15:25-16:25 吉村昌弘名誉教授
(Masahiro Yoshimura, Naota Sugiyama, Eiko Ito, Nobuhiro Matsushita)
 
  成長積層「GIL」法によるバルク金属ガラス上への生体活性セラミックス膜形成
(Fabrication of Bioactive Ceramic Films on Bulk Metallic Glasss by Growing Integration Layer [GIL] Method)
 
  16:25-17:25 藤森宏高准教授 (Hirotaka Fujimori) (山口大学)   
  中性子回折による水酸アパタイトの重水素イオン伝導とストロンチウムタンタレート光触媒の構造歪みの研究
(Neutron Diffaction Study on Deuterium Ionic Conduction of Hydroxyapatite and Stractural Distortion of Strontium Tantalate Photocatalyst)
 

Closing 

  17:25~ 松下伸広准教授 (N. Matushita )  

 

9月10日(木)に延期になりました! 第141回 応用セラミックス研究所講演会
John Wang 教授の来日が延期になったため。 
6月2日(火) 9月10日(木) 13:20 ~ 15:00 16:00~17:30 応用セラミック研究所 1F会議室
お問い合わせ先: 岡田 清教授 (045-924-5323)  

Professor John Wang 

National University of Singapore

13:20 ~ Assembling Ordered TiO2 Nanostructures for Solar Cell Applications

 

第143回 応用セラミックス研究所講演会
「第3回先端無機材料講演会」
5月20日(水) 15:00~ 応用セラミック研究所1F会議室
お問い合わせ先: 教育研究委員 林 克郎 准教授   
 犬丸 啓 先生
(広島大学 物質化学システム専攻 准教授)
15:00 ~ 無機ナノ物質界面の構築と機能創出‐多孔体・触媒・薄膜‐ 
  <<講演概要>> ナノメートルサイズの規則構造をもつ多孔体から新しい高温超伝導体まで,さまざまな新材料の発見と開発がなされるなか,材料の複合化や高次構造の制御もますます重要になっている。我々は,物質同士のさまざまな界面が主役を演じる複合構造の構築と機能化に取り組んでいる。たとえば,多孔体のナノ空間とそれより一桁大きい結晶粒子との機能面での複合化,多孔体のメソポア中に固定した化学種の配置の機能設計,さらには無機分子や粒子の集積によるナノ 空間創出などである。本講演では,ナノ物質界面の創製という観点にたち,最近の我々の研究を紹介させていただきたい。メソポーラスシリカを用い,細孔内の有機・無機分子修飾や酸化チタン粒子を包含した複合体の創製により,分子選択 的吸着剤・光触媒や水中固体酸触媒を創出した。また,「スポンジ結晶」と名づけた新しいタイプの多孔質単結晶がヘテロポリ酸塩で生成することを見出している。その,エピタキシャル薄膜における界面の効果としてCrN薄膜の磁性転移制御などについても触れたい。  
 
     
神谷 利夫 先生
(応用セラミックス研究所 准教授)
17:00 ~ 基礎科学とセラミックス工学は材料研究の役に立つか
  << 講演概要>> 旧来のセラミックスの定義には「粒界」が不可欠であり、また、多 くの電子セラミックスの機能は、粒界の不純物によって制御されている。一方、 説明しにくいことをすべて「粒界」のせいとする安易な言い訳が許容されてきたことは、セラミックス研究を科学から切り離す強い原動力になってきた。エレクトロニクスの視点で見ると、太陽電池や液晶ディスプレイなどの大面積デバイスでは、性能を犠牲にしても大面積作製が可能なことが優先され、アモルファスあるいは多結晶半導体が使われている。この点で、セラミックス研究が獲得してきた知見が先端エレクトロニクスに大きな影響を与えてしかるべきであるが、少なくとも私の視点からはそのような貢献があった例が思い当たらない。 本講演ではまず、シリコン薄膜においてどのように「粒界」やアモルファス中の欠陥の制 御がされてきたか、講演者のナノワイアトランジスタを用いた研究を中心に紹介する。並行して、それらが現在のアモルファス酸化物TFT研究に与えた影響について整理することにより、セラミックス研究が他分野にどのように貢献できる か、議論する素地を提供することを試みたい。    

 

第142回 応用セラミックス研究所講演会
「第2回先端無機材料講演会」
4月24日(金) 16:00~ すずかけホール2階 第一集会室
お問い合わせ先: 教育研究委員 林 克郎 准教授    
川路 均 先生
(東京工業大学 応用セラミックス研究所 准教授)
16:00 ~ ナノ不規則構造中での相転移現象と不規則構造についての熱測定による解析の試み
  << 講演概要>> 
 ナノメートル程度の不均一構造を有する物質において、巨大誘電率、巨大磁気抵抗効果などのいわゆる巨大感受率を示す物質が報 告されている。これらの現象の理解にはナノ不規則構造中での相転移現象を理解することが重要である。本講演では巨大誘電率を示すリラ クサーを中心に取り上げ、特に熱測定の立場からのアプローチについて紹介する。さらに、熱測定による不規則構造情報の抽出の試みにつ いても述べる。
 
     
渡部 俊也 先生
(東京大学 先端研究所 教授)
18:00 ~ 動的撥水性に優れた無機酸化物表面の創生
  << 講演概要>> 
 熱力学的には表面エネルギーの大きな無機物は有機物より水濡れ性が良いはずである。ところが最近我々の研究室では、まるでプラ スチックのように水を弾く無機酸化物薄膜を得ることができた。ポイントは表面のナノメートルスケールの微細構造制御にあるらしい。最 近取り組み始めたテーマであるが、ここ1年の材料開発の経緯と現状を述べ、今後の実用材料としての応用の可能性にも言及する。
 

 

第140回 応用セラミックス研究所講演会
「第1回先端無機材料講演会」
3月25日(水) 15:00~ 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
 平成22年度から始まる全国共同利用・共同研究拠点制度に対して応用セラミックス研究所は,
「先端無機材料共同研究拠点」を申請しています.この拠点形成を先導する活動の一環として,所内外の講師に御願いして先端無機材料に関する講演会を定期的に開催することとしました.まず,第1回となる標記講演会を下記の要領で行いますので,ご出席下さい.
真島 豊 先生
(東京工業大学 電子物理工学専攻 准教授)
金属ナノ粒子によるボトムアップ単電子デバイス
  << 講演概要>> 
 Beyond CMOS にむけて,我々は金属ナノ粒子をクーロン島として用いる単電子デバイスをボトムアップ手法により構築する研究を展開している.無電解メッキの自己停止機能を用いて数nm のナノギャップを有するナノギャップ電極の作製手法を開発した.
また,走査トンネル分光(STS)により,常温で金ナノ粒子のクーロン階段を観察すると,クーロン島の物性値を把握・設計することができる.これらを組み合わせ,自己組織化によりナノギャップ電極間に金ナノ粒子を選択配置した単電子デバイスを作製し,常温で動作する単電子トランジスタを構築する試みを紹介させて頂く.
 
     
中村一隆 先生
(東京工業大学 応用セラミックス研究所 准教授)
凝縮系の超高速現象とコヒーレント制御
  << 講演概要>> 
 電子・核運動の素過程はピコ秒以下の超高速の現象である.本講演では,フェムト秒レーザーを用いた固体中での光励起に起因する電子・核運動のダイナミクス研究について紹介する.特に,フェムト秒過渡反射率測定を用いた酸化物超伝導体および強誘電体のコヒーレントフォノン計測および光パルス列を用いたフォノンのコヒーレント制御について述べる.また,フェムト秒時間分解X 線回折を用いた原子変位ダイナミクスの直接計測についても述べる.
 

 

第137回 応用セラミックス研究所講演会
第22回 ソフト溶液プロセス研究会講演会
3月19日(水) 13:00~17:20 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
プログラム
開会のことば
  13:00 吉村 昌弘
講演会
  13:10~14:10 藤井 達生 (岡山大学工学部精密応用化学科材料)
    ソフトケミカルな手法による吹屋ベンガラの再現と機能性酸化鉄の構造・形態制御

  14:10~15:10 沼子 千弥 (徳島大学総合科学部自然システム学科)
    ヒザラガイの歯舌に含まれる磁鉄鉱

  15:10~15:25 コーヒーブレイク
  15:25~16:25 吉田 司 (岐阜大学大学院工学研究科)
    酸化亜鉛/色素ナノハイブリッド薄膜の電気化学的自己組織化と太陽電池への応用

  16:25~17:00 杉山 直大 (東京工業大学大学院総合理工学研究科)
    成長積層膜法による金属ガラス表面の生体活性化 
  17:30~ 懇親会
  お問合わせ先 応用セラミックス研究所 松下 伸広 TEL : 045-924-5310

 

阿竹徹 先生・山内尚雄先生 合同最終講義
3月11日(水) 15:00 ~ 17:30 (最終講義)
18:00 ~ 20:00 (懇親会)

東京工業大学 すずかけ台キャンパス すずかけホール



東京工業大学・応用セラミックス研究所
所長 近藤 建一


 皆様におかれましては,ますます御清祥のこととお慶び申しあげます.

さて,東京工業大学応用セラミックス研究所の 阿竹 徹 先生  山内尚雄 先生 におかれましては,平成21年 3月末日をもちまして,御退職されることになりました.
御存知のように,両先生はそれぞれの研究分野において多大な業績を残されるとともに,教育活動でも産官学のそれぞれの分野に優れた人材を数多く輩出されています.

こうしたこれまでの両先生の御功績に感謝し,下記の要領にて両先生の最終講義を拝聴し,その後懇親会を催したいと存じます.
御多忙な時期とは存じますが,多くの皆様方の御出席を賜りますよう,ご案内申し上げます。


開催日時:  平成21年3月11日(水) 15時より
開催場所:  東京工業大学・すずかけ台キャンパス・大学会館案内図
(東急田園都市線・すずかけ台駅より徒歩5分)
最終講義 15:00~17:30 (すずかけホール 3階多目的ホール
参加無料
 
懇親会 18:00~20:00 (すずかけホール 3階ラウンジ
参加費:一般 3,000円 ,学生 1,000円 (当日受付にて)
 
プログラム: 最終講義(3階多目的ホール)

応用セラミックス研究所長挨拶
15時 ~ 15時10分
阿竹 徹 先生最終講義 「熱と温度の物理化学」
15時10分 ~ 16時10分

山内尚雄 先生最終講義 " What's new today? " 
16時30分 ~ 17時30分

懇親会(3階ラウンジ)18時 ~ 20時


お問合せ先: 東京工業大学 応用セラミックス研究所
 川路  均( ,045-924-5313 )
 笹川崇男( ,045-924-5366 )

 

第139回 応用セラミックス研究所講演会
3月 9日(月) 15:00~17:00 東工大すずかけ台キャンパス S2棟 2階会議室
奥村 次徳 先生
(首都大学東京 大学院理工学研究科)
半導体結晶の電気特性評価
~失敗事例から学ぶ基礎中の基礎~ 
  << 講演概要>> 
  半導体結晶の研究開発に携わる人たちにとって,電気特性評価は比較的簡便で,かつルーチン的に行う実験作業の一つである.電気特性評価といえば,電流-電圧測定(I-V 法)と容量-電圧測定(C-V 法)が一般的である.こうした特性は,「半導体パラメータアナライザ」を使えば,誰でも一発でデータがとれてしまう.一方,ホール効果測定や深い準位過渡応答分光法(DLTS: deep level transient spectroscopy)となると,装置が多少高価であり測定にはいささか熟練を要することを除けば,市販のセットがあれば「それらしいデータ」が,ほぼ自動的にとれてしまう.このように,電気測定は一見簡単なように思われがちだが,実は,その物理的解釈に落とし穴が多いことはよく理解されていないようだ.

本講義では,半導体の電気物性評価において日常的に用いられている代表的な3つの測定法の前提となっている物理を整理する.そのために,測定データの誤った解釈をしてしまった具体的な事例(一部はフィクション)を紹介する.(1)ホール効果測定では,キャリア密度の温度依存性からドーパントのイオン化エネルギーを求める際に,複数の不純物準位の存在を無視すると,教科書通りには行かない例を示す.このときには,Shockleyダイヤグラムと呼ばれる図式解法が物理的な理解を助ける.次に,(2)I-V 測定からショットキー障壁高さを求めるときの問題点を説明する.データから算出された障壁高さが妥当であるか否かは,他の測定(C-V やIPE)との比較や,p 型-n 型双方のデータを総合的に検討する必要がある.最後に,(3)イオン化不純物密度分布を求めるC-V 法において,深い準位の存在がどのように影響するかを論じる.容量測定に用いる交流の周波数やバイアス電圧の掃引速度によって,得られる結果が大きく異なってしまうことを示すと同時に,適切な測定条件の設定法を示す.
 
     

 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 神谷利夫
TEL : 045-924-5357 
E-Mail :
 

 

第134回 応用セラミックス研究所講演会
「誘電体研究の新しい潮流」
3月 9日(月) 13:30~17:00 東工大すずかけ台キャンパス すずかけホール2階 集会室
 
プログラム
  13:30~14:30 森分 博紀 先生 (JFCC・研究員)
    第一原理計算による強誘電体研究

  14:30~15:30 森 茂生 先生 (大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
    フラストレーション系誘電体に置ける電荷秩序と磁気誘電特性

  15:30~16:00 休 憩

  16:00~17:00 廣田 和馬 先生 (大阪大学 大学院理学研究科・教授)
    磁性研究者から見たリラクサー誘電体

   
  17:30~ 懇親会

  お問合わせ先 応用セラミックス研究所 伊藤・谷山研究室  伊藤 満 TEL : 045-924-5354

 

第136回 応用セラミックス研究所講演会
3月 4日(水) 13:00~17:20 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
 
開会のことば
  13:00 松下 伸広 (東京工業大学応用セラミックス研究所)
講演会
  13:10~14:10 石垣 雅 (新潟大学工学部)
    次世代照明用蛍光体材料の作製と評価

  14:10~15:10 坂元 尚紀 (静岡大学工学部)
    マイクロ波加熱法によるZnO微粒子の合成と酸素分圧の影響
  APHCVD法により作製されたフラワー状 InN 結晶の結晶成長
  15:10~15:25 コーヒーブレイク
  15:25~16:25 李 金望 ((独)科学技術振興機構・下田ナノ液体プロセスプロジェクト)
    Nitride Processing at Low Temperatures 

  16:25~17:25 渡辺 友亮 (明治大学理工学部)
    アモサーマル法による機能性複合窒化物の合成 
 
  お問合わせ先 応用セラミックス研究所 松下 伸広 TEL : 045-924-5310

 

第135回 応用セラミックス研究所講演会
3月 3日(火) 14:00~17:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
小島誠治 先生
(筑波大学 数理物質科学研究科 教授)
微小な試料の弾性的性質を調べる ―超音波顕微鏡と顕微ブリルアン散乱法―
  << 講演概要>> 
 微小領域や微小な試料の弾性的性質を非接触、非破壊で調べる手法として、超音波顕微鏡、顕微ブリルアン散乱法の原理と装置の概要を述べる。次にその応用として強誘電体結晶の分域、多形と構造相転移、タンパク質結晶の多形とガラス性転移、変性などへの応用について紹介する。
 
     
吉田博久 先生
(首都大学東京 都市環境科学研究科 教授)
ブロック共重合体のミクロ相分離構造を利用したナノ粒子規則配列
  << 講演概要>> 
 性質の異なる高分子を共有結合で結んだブロック共重合体は、分子内で相分離しその凝集体は10~100 nm程度のミクロ相分離を形成する。相分離は共重合体の重合度、成分高分子の相互作用と体積分率に応じて、球状ミセル、棒状ミセル、ラメラなどの規則構造となる。相分離構造の配向を制御すると、ミクロ相分離を様々な分野で応用することが可能である。両親媒性ブロック共重合体の親水性シリンダーの配向を制御し、反応容器として利用することで金ナノ粒子の二次元規則配列を実現した。
講演では、相分離構造の制御、二次元配列したナノ粒子の性質を述べる。
 

 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 阿竹・川路研究室
TEL : 045-924-5343 
E-Mail : 
 

 

セキュアマテリアル・デバイス国際ワークショップ(IWMD-SS 2009)
~材料すり合せの過程で安全安心はどのように議論され組み込まれるか?~
2月20日(金) 9:30~17:30 東京工業大学 大岡山キャンパス
ディジタル多目的ホール (西9号館 2階)
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車
開催主旨
   素材開発は絶えず日本経済を牽引する役割を担ってきた。統合研究院では、今後の我が国産業の持続的発展に向けて、社会及び個人の安全安心を確保するという価値観の高まりを無視することはできず、そのために材料が担うべき役割は大きいとの認識のもとに“セキュアマテリアル”というコンセプトを提唱している。

本国際ワークショップでは、産業競争力は技術あるいはコストのみでは定まらないという時代認識のもとに、セキュアマテリアルの観点から技術統合マネジメントのあり方を明らかにする。第3 回目となる今回は、半導体産業及び電池産業において材料が重要な役割を果たす製品開発を事例として、技術と社会要請とのすり合せによる安全安心な製品開発とはどのようにあるべきか、その課題と技術マネジメント戦略を問い直す。

<< ポスター(Japanese ver.) >> << Poster (English ver.) >> 

<< プログラム >>
 開会の挨拶 (9:30 ~ 10:00)
  東京工業大学統合研究院ソリューション研究機構 機構長  上羽 貞行
  東京工業大学応用セラミックス研究所 所長  近藤 建一
  東京工業大学統合研究院イノベーションシステム研究センター 教授  石川 正道

 講演会(招待講演)
 Ⅰ.二次電池開発における安全性のデザイン (10:00-11:50)
   「安心安全な燃料電池を実用化するための技術的戦略」
    燃料電池開発情報センター 顧問  本間 琢也
   「材料科学から見たリチウム電池における安全性と信頼性」(仮題)
    東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授  菅野 了次
   「次世代高性能二次電池における安全性確保のための材料開発」
    (独)産業技術総合研究所電池システム研究グループ グループ長  境  哲男


  昼 食 (11:50 ~ 13:30)

 Ⅱ.半導体開発における信頼性マネジメント (13:30-15:15)
   「新規な応用に向けたCMOS 技術プラットフォームへの革新的材料の統合:
好機と安心安全への挑戦」
    IME シンガポール 所長  Dr. Dim-Lee Kwong
   「300mm シリコンR&D プロセスラインにおける新材料の導入に係る
安全性及び信頼性の課題」
    IMEC ベルギー 副所長  Prof. Cor Claeys
   「ロジック及びメモリチップの信頼性要求とコンピュータシステムとの接点について」
    IBM トマス・ワトソン研究所 IBM フェロー  Dr. Tak Ning


  休 憩 (11:50 ~ 13:30)

 ショートトーク (13:30 ~ 13:45)
   「MPU 及びシステムの設計戦略から見た安全性及び信頼性」
    燃料電池開発情報センター 顧問  本間 琢也
 
 パネルディスカッション
 Ⅲ.パネルディスカッション(15:45-17:15)
   「材料・デバイス・システムの“すり合せ”による信頼性及び安全性の
技術開発マネジメント」
    司会進行 東京工業大学 教授  石川 正道
 
 閉 会 (17:20) 
 
 懇親会(有料) 17:30 ~ 
  会場:東京工業大学百年記念館 レストラン角笛  会費3000 円
 

主 催 統合研究院
共 催 東京工業大学応用セラミックス研究所
東京工業大学グローバルCOE プログラム フォトニクス集積コアエレクトロニクス
東京工業大学フロンティア研究センター
東京工業大学大学院総合理工学研究科
技術共催 IEEE Electron Device Society (EDS) Japan Chapter
日本応用物理学会 シリコンテクノロジー分科会
日本電気化学会(交渉中)
参加費 参加無料
参加申込 下記のページで申込みを受付けております。必要事項をご記入の上ご送信下さい。
また、懇親会(有料)への参加を希望される方は、「備考」欄へその旨ご記入下さい。
http://www.iri.titech.ac.jp/securematerial/form.html

 

第49回 建築物理研究センター講演会
「建築物の解体とリサイクルの現状とこれから」
2月13日(金) 16:00~18:00 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
清家 剛 先生
(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授)
建築物理研究センター 山田 哲
Tel:045-924-5330

<< 講演内容>> 

  建築物は解体すると大量の廃棄物が発生する。したがって適切な解体とリサイクルの仕組みの構築は、日本にとって重要な課題である。今回は日本の現状、課題をあきらかにしつつ、EUで見られる先進的な取り組みを紹介することで、今後の方向性について考えていきたい。

講演概要等の詳細は 建築物理研究センターHP をご参照下さい

 

第50回 建築物理研究センター講演会
グローバルCOE 教育研究セミナー
スイス・日本における火災工学の現状
2月12日(金) 13:30~ 東京理科大学 理工学部建築学科
2号館4Fオープンスペース
(千葉県野田市山崎2641)
東武野田線 運河駅下車

13:30 ~
開会挨拶
東京理科大学 准教授 大宮善文
13:40 ~
Fire Engineering in Switzerland - Design and Research Part1
Prof. Mario Fontana, Swiss Federal Institute of Technology (ETH Zurich)
14:15 ~
Fire Engineering in Switzerland - Design and Research Part2
Prof. Markus Knobloch, Swiss Federal Institute of Technology (ETH Zurich)
14:50 ~
休憩
15:00 ~
The Recent Fire Accidents which Influenced The Structural Stability
清水建設(株) 池田憲一、東京理科大学 客員准教授
15:20 ~
Practical Estimation of R.C. Column Strength Under Natural Fire
ケンテック 株式会社 原田晶利
15:40 ~
質疑討論
16:00 ~
火災研実験棟案内

共 催  東京理科大学 火災科学研究センター
 東京工業大学 建築物理研究センター

参加費  無料

申込方法  直接会場においでください。 
問合せ先  火災科学研究センター 研究事務課
  TEL: 04-7124-1501 (Ext.5036) 
  E-mail: coe-fire@ 
  ※メール送信時は @マークの後ろに rs.noda.ac.jp を付けて送付してください。

 

4セラミックス研究機関合同講演会
「量子力学と材料科学」
1月27日(火) 10:00~17:15 物質・材料研究機構 千現地区 第1会議室
(〒305-0046 つくば市千現1-2-1 <案内図>)
<< プログラム >> 

10:00 - 10:05   - ご挨拶 -  NIMS理事長  岸 輝雄 氏
講演会
  10:05 - 10:55
セラミックスナノワールドから環境グローバルワールドへ
東京工業大学 応用セラミックス研究所 教授 岡田 清 氏
10:55 - 11:45
固体酸化物形燃料電池の界面制御
JFCC材料研究所 須田聖一 氏
11:45 - 13:00
- 昼食 -
13:00 - 13:50
環境調和型セラミックスの研究開発
-名工大の都市エリア産学官連携事業に向けた取り組み-
名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター長 小澤正邦 氏
13:50 - 14:40
光触媒材料-課題とチャレンジ
NIMS 光触媒材料センター長 葉 金花 氏
14:40 - 15:05
単結晶で結ぶ国際共同研究ネットワーク
-高温超伝導からナノダイヤまで-
東京工業大学応用セラミックス研究所 准教授 笹川崇男 氏
15:05 - 15:20
- 休憩 -
15:20 - 15:45
JFCCの今後の研究方向-公益法人改革に向けて-
JFCC 材料技術研究所所長 松原秀彰 氏
15:45 - 16:10
名工大の教育研究におけるグローバル化へ向けた取り組み
名古屋工業大学 理事副学長 高橋 実
16:10 - 16:35
NIMSにおける世界トップレベル研究拠点の取り組み
NIMS WPIセンターMANA最高運営責任者 板東義雄 氏
16:35 - 17:15   見 学 会
17:20 - 19:00   懇親交流会
主 催 独立行政法人 物質・材料研究機構
国立大学法人 名古屋工業大学 セラミックス科学研究教育院
国立大学法人 東京工業大学 応用セラミックス研究所
財団法人 ファインセラミックスセンター 材料技術研究所

参加費 無料

懇親会 講演会終了後(17:20~19:00)に千現地区食堂で開催。 会費 2,000円

申込方法 参加申込書に、参加者氏名・団体名・懇親会参加有無・E-Mailアドレス等をご記入いただきFAXでお申し込み下さい。
なお、FAXの送信控えを参加証とさせていただきますので、当日会場にご持参下さい。

問合せ先 物質・材料研究機構 ナノセラミックスセンター
TEL: 029-859-2461
FAX: 029-859-2401
E-mail: SAKKA.Yoshio@) 
※メール送信時は @マークの後ろに nims.go.jp を付けて送付してください。

 

第132回 応用セラミックス研究所講演会
1月26日(月) 15:00~ 東工大すずかけ台キャンパス J2棟20階 中会議室
保倉明子 先生
(東京理科大学 理学部応用化学科 助教)
放射光X線を使って環境浄化植物の重金属蓄積機構を探る
  << 講演概要>> 
 植物を使って重金属汚染土壌を浄化する技術ファイトレメディエーションが注目されている。この技術には、PbやCdなどの重金属を体内において非常に高濃度に蓄積する植物が用いられているが、何故ある種の植物だけがこのような特殊な性質を持っているのか、その機構の詳細はわかっていない。そこで、我々はμ-XRFイメージングやXAFS解析により、植物における重金属蓄積機構の解明を目指している。
本講演では、ヒ素を蓄積するシダやカドミウムを蓄積する植物についての成果を紹介する.
 
     
小川美奈 先生
(宇宙航空研究開発機構 主任開発員)
日本の宇宙開発と次世代育成支援
  << 講演概要>> 
 昨年は、月周回衛星「かぐや」による月面ハイビジョン映像や国際宇宙ステーションでの日本人宇宙飛行士たちの活躍が華やかに報道されましたが、その裏には、24時間体勢で探査機を、宇宙ステーションを地上で見守るスタッフが大勢います。また、探査機等が宇宙に旅立つ前には、何年もかけて研究開発が行われています。
日本の宇宙開発・宇宙科学を担う宇宙航空研究開発機構(JAXA)における、さまざまな宇宙開発活動の概要を紹介しつつ、JAXAでの次世代育成支援の取り組みを紹介します。
 

 
問合せ先 : 応用セラミックス研究所 奥部真樹
E-Mail :
 

 

第130回 応用セラミックス研究所講演会

3Y-TZP の超塑性変形に起因するフラットキャビティ 

Al および Mg 合金の FSP による組織制御と超塑性
1月21日(水) 14:00 ~ 15:30 東工大応用セラミックス研究所 6階大ゼミ室
本橋 嘉信 先生
(茨城大学工学部 超塑性工学研究センター 教授)
若井 史博
Tel : 045-924-5361
<< 講演概要>> 
3Y-TZPの超塑性変形に起因するフラットキャビティ
  3Y-TZPを比較的高速で超塑性変形すると、引張方向にほぼ垂直な粒界で剥離が生じ非常に薄い板状のキャビティ(フラットキャビティ)が発生する。このフラットキャビティは伸びの低下や室温の機械的性質(硬さ)の劣化を引き起こす。しかし、超塑性変形中或は変形後の処理により、フラットキャビティを殆んど消滅させることが出来る。

Al および Mg 合金の FSP による組織制御と超塑性
  摩擦攪拌接合(FSW)処理された接合部の組織が微細粒状化することを、材料の組織制御等に応用する技術がFSPと呼ばれ、主としてAlやMg合金への適用が進んでいる。ここでは、FSPの概略とAl合金(A7075-T6および0材)とMg合金(ZK60A)に適用した例を紹介する。


 

第129回 応用セラミックス研究所講演会
フェムト秒レーザーと各種固体・水溶液試料で操るパルスX線発生
1月13日(火) 15:00 ~ 16:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
畑中 耕治 先生
(東京大学 大学院理学系研究科
付属 超高速強光子場科学研究センター 准教授)
中村 一隆
Tel : 045-924-5382

 

第128回 応用セラミックス研究所講演会
レーザーを駆使したソフトマテリアルの加工・計測・操作
1月13日(火) 14:00 ~ 15:00 東工大応用セラミックス研究所 1階大会議室
坪井 泰之 先生
(北海道大学理学研究院化学部門 准教授)
中村 一隆
Tel : 045-924-5382

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